呪文学 ページ21
呪文学の先生は授業開始の5分前に来た。
「5分前ならそんな急がなくてもよかったねパンジー、急いで損した気分〜」
ぶーぶーと小声でパンジーに愚痴を言う。
パンジー「まぁ、間に合ったんだから良かったわよ。あ、A、先生が5分前に来たからといって、
「呪文学の授業がある時は5分前に行けば余裕〜」
とか、絶対だめだからね？」
さ、流石だなパンジー
なんで私が思っていることを全て察知するの！？
「なんで私が考えたことわかったの！？」
驚いで目を丸くしながらパンジーに問いかける。
パンジー「しーっ！先生に気づかれちゃうじゃない！」
ペシっ、と頭を軽く叩きながら先生に気づかれてないか様子を慎重に伺うパンジー。
はぁ、よかったバレてない、とでも言うようにパンジーは安堵の息をこぼした。
「なにも叩かなくてもいいじゃんか〜」
ぷぅ〜と頬を膨らませてパンジーを見つめるがパンジーには無視された。
「無視しないでよ〜」
口を尖らせて言ってみるがそれもパンジーには無効の様だった。
私もそろそろ諦めてパンジーの目線の先、呪文学を教えてくれているフリットウィック先生の話を聞くことにした。
だって、パンジーが無視するから暇だから他にやることないし。
せっかく教えてくれている先生の話を聞くことにしたの。
フリット「今日は、“物を浮かす”ことをやることにした。皆、集中するように！」
唱える呪文は、“ウィンガーディアムレビオーサ”だ！
、と先生はニコニコしながら教えてくれた。
「ん？物を浮かす？そんなの簡単でしょ。この羽を浮かべればいいんでしょ。
そんなの誰でも出来ると思うけど。」
羽を手で持ったりしてから机に置いて杖を構える。
「ウィンガーディアムレビオーサ！」
呪文を唱えると同時に杖も軽く振って羽を浮かべる。
ふわふわっと浮いた羽を上下に動かしたり左右に動かしたりして余裕ですアピールをした。
だって、こんな簡単な呪文習わなくたってできるもん。
もっと難しい呪文を習うためにこのホグワーツに来たのに。
これだと意味が無いもん。
フリット「なんて上手なんでしょう！！
皆さん！Msイザベルを見てください！
皆さんもMsイザベルの様に羽を浮かせてください！！
スリザリンに20点！」
フリットウィック先生は、私の席のところに来てすごく褒めてくださった。
いや、こんな簡単なできて当たり前の基礎の基礎の呪文を褒められたってちっとも嬉しくないんだけど。
凄い〜ハーマイオニーside〜→←あのこは、〜ハリーside〜
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さくみ(プロフ) - りんごさん» ほんとに素晴らしい作品ですよね！！ありがとうございます！嬉しいです！頑張ります！ (2018年12月8日 1時) (
レス) id: 7862236ae4 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - やっぱりハリポタ最高ですね!!これからも楽しみにしてますね!!!!ドラコもパンジーもみんな可愛いぃ (2018年11月28日 23時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくみ | 作成日時：2017年12月23日 1時
