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神威×他校 ページ8





「神威?!」


また傷が増えてる!なんて言いながら

お世辞にも速いとは言い難いスピードで走ってくるのは、俺の彼女、A。


やっほー、なんて軽い気持ちで会いに来たのはAの高校、俺たちは学校が違う。



「手当てするからこっち来て!」

「はーい」



目に見えて怒ってるな、と思うけど、

そんな姿さえ可愛いと思える。

Aは言ってみればウサギみたいな、

白くてふわふわしている、小動物みたい。



「ーーー喧嘩やめなよ」

「えー、」

「えー、じゃなくて」



私心配してるんだけど、と手当てをしながら上目遣いで言ってくる。

これも無意識なんだよなぁ、と思って

ぐっと理性を保とうと頑張る。



「じゃあさ、もし俺が喧嘩にめっちゃ弱かったらどうする?」

「ーーー私が神威を守る」

「どうやって?」

「…パンチする」


で、全力疾走して逃げる。


どう?なんて聞いてくるけど




「ーーーA走るの速いっけ?」

「…馬鹿にしてるでしょ」

「可愛いなーって思っただけ」

「うそだ」



ぷくー、と頰を膨らます。



「ーーーA」

「なに、

って、ちょっと!まだ手当ての途中、、」




俺の頰に絆創膏を貼ろうとするAの腕を掴んで引き寄せる。




ふわり、と抱きしめて

小さな唇に自分のを重ねる。




「ーーーん、」



長いんだけど、とでも言いたげに胸板を叩いてくるけど無視する。




「ーーーぷはっ、


神威!長い!!」

「鼻で息するんだよ」

「むり」




てか、




「誤魔化したでしょ」

「バレた?」

「当たり前でしょ」



馬鹿!と言う彼女の顔がさっきよりも赤いなー、と思って

尚更彼女が愛おしい。



好きな子を守るのが俺の役目だから、喧嘩はやめないよ?






((キスしてるときのAってえろいよね))

(ーーー…変態っ!!)

((彼氏だからいいのー))

沖田×3Z→←高杉×3Z



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設定タグ:銀魂 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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雪うさぎ - トッシーがみたいです! (2019年7月18日 19時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
Y.O18 - 沖田くんと自転車二人乗り...羨ましいっ! (2019年3月31日 9時) (レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - ブッハ!!!サイコーですね。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
Hanavi(プロフ) - 了解しました!こんな感じで大丈夫でしたか…?気に入って貰えたら嬉しいです。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - 嫉妬した土方リクエストしま〜す! (2019年2月21日 11時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月17日 17時

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