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銀さん×彼氏 ページ12





「うー、っ痛」


「大丈夫か?!」


「大丈夫じゃ、ない」




ーーーごめん、銀時




そう一言LINEが来たのはついさっきのこと。



今日はデートの予定だったけど、彼女の体調が優れないため延期。


ゼリーとか、喉を通りそうなものを手当たり次第買って彼女の家へ急行。


ベッドの中でうずくまる彼女に優しい言葉をかけようとするも、何を言ったらいいのかいまいちよく分からない。




「ーーー昨日から、アレなの」

「……アレ?」

「ーーー生理」




女の子の日だ、と言われてようやく理解する。


いつもその日が来るたびに辛そうにしていることを思い出す。




「ごめんね、銀時」

「気にすんなって」



それに、お家デートだと思えば雰囲気あるし




なんて言ったら彼女からパンチが飛んできた。

…弱くて可愛いけど。




「ゼリー食うか?」

「ん、でも後ででいい」




「ね、銀時。


ーーー手、握って?」

「仰せのままに」



可愛いおねだり、言われるがままに手を握る。



「あったかいね、」

「だろ?人間カイロだからな」

「何言ってんの笑」




髪の毛ふわふわだね、となんだか今日は甘えたいのだろうか?

いつもに増して可愛いすぎる。




「…今度、仕切り直そうね」

「あぁ、水族館な?」

「うん。イルカ見たい」



そう言って、ふわ、と笑った彼女の唇に自分のを重ねて、


何回も、長かったり、短かったり、



「ーーー続き、ダメだよ?」

「ーーーっっ、分かってる」



唇が蕩けそうになって、ようやくキスをやめる。




「ーーーまた、今度ね」

「アホか」





容赦しねぇぞ、と言うと





「変態」





と一言返ってきた。







((ーーーなんかいつもに増してえろくね?))

(…ばっ、変態!おじさんみたい!)

沖田×幼馴染み→←高杉×彼氏



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設定タグ:銀魂 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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雪うさぎ - トッシーがみたいです! (2019年7月18日 19時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
Y.O18 - 沖田くんと自転車二人乗り...羨ましいっ! (2019年3月31日 9時) (レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - ブッハ!!!サイコーですね。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
Hanavi(プロフ) - 了解しました!こんな感じで大丈夫でしたか…?気に入って貰えたら嬉しいです。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - 嫉妬した土方リクエストしま〜す! (2019年2月21日 11時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月17日 17時

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