沖田×後輩 ページ24
、
「好きです、A先輩」
「ごめんなさい」
事の発端はつい五分前、
いや、もっと前と言うべきか。
これで何回めなのか分からない告白、
数えることを放棄してしまったのだから相当なのだろう。片手では足りないことは明らかだ。
彼は沖田総悟、一個下の後輩だ。
私たちは別に同じ部活とかそういうわけではない。
前に私が駅で貧血で倒れているところを運んで助けてくれたのが彼、
それ以来なぜか告白され続けている。
「ーーーもったいない」
「何が」
「沖田君のこと」
何意地張ってるの、と妙ちゃんに軽くデコピンを受ける、
ーーーいや、めっちゃ痛い
「ーーーだって、」
モテるし、彼、
「そんな人が好きになってくれてるなんて素敵じゃない」
「そういう簡単な話じゃないの!」
そう、彼はモテる、とてつもなくモテる。
えげつないくらいモテる、だから、
たとえ彼に好意を寄せられても、たとえ私が彼のことを好きでも
簡単に口に出してはいけない気がしてならないのだ、
嫌な予感がしてならないのだ。
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雪うさぎ - トッシーがみたいです! (2019年7月18日 19時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
Y.O18 - 沖田くんと自転車二人乗り...羨ましいっ! (2019年3月31日 9時) (レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - ブッハ!!!サイコーですね。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
Hanavi(プロフ) - 了解しました!こんな感じで大丈夫でしたか…?気に入って貰えたら嬉しいです。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - 嫉妬した土方リクエストしま〜す! (2019年2月21日 11時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月17日 17時