王様ゲーム ページ40
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「王様だーれだ!」
「…あ、俺だぜ」
「…銀ちゃんが王様とか嫌な予感しかしないアルな」
「は?!別に銀さんいやらしいこととか何も考えてなんかないからね!!」
明らかに目が泳ぎすぎている銀さん。女性社員を除く一同から白い目を向けられてたじたじ。
『坂田部長になら何されてもいいよね』
『むしろそれが本望てきな!!』
マジですか、と言いたくなる彼女たちの会話。
君たちは外見に騙されてるよ、と言いたくなるけどそんなの私には関係ないもんね、と開き直る。
「じゃあ、5番と11番の人がグラスを交換する」
「…ぎりぎりアルな」
「銀時、セクハラには気をつけるんだぞ」
「わーってるよ、ヅラ」
「ヅラじゃない、桂だ!!」
『あ、私11番!!』
『えー、いいなぁ。5番って誰かなぁ?』
「…もしかして5番ですか?土方さん」
「俺じゃねェ」
「え、めっちゃ瞳孔開いてますけど。ガン開きですけど」
「あ、5番土方さんでさァ。嘘はいけやせんぜ」
「ちょ、総悟てめェ、!」
『え、土方さんとグラス交換とか死ねる…!』
『え、何それ羨ましすぎる!』
「おい、お題変えろ」
「嫌ですぅ、王様の命令は絶対だよ?」
「お前、ふざけんじゃねェ」
「ちょ、土方さん!喧嘩はやめましょう?」
今にも殴り出しそうな勢いの土方さんを総出で止める。
グラスを交換できた相手は凄く嬉しそうで早速口を付けて間接キスを堪能していて正直どん引いたけど。
「代わりを持ってくる」
土方さんは早速代えのグラスを持ってきてた。そりゃやだよね。
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Hanavi(プロフ) - ありがとうございます!!!! (2019年4月30日 22時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - めっちゃ面白いです、これからも更新頑張ってください! (2019年4月30日 16時) (レス) id: 9b87fec193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月11日 18時