受付嬢の日常

変人たちの朝 ページ3

、



「「「おはようございます」」」


今日も今日とて、いつも通りのーーー



「今日も精が出るねィ、雌豚ども」

「今日も絶好調なお口はどれですか？」

「今日もキモいネ、さっさと失せろよクソサド」



ルックス良し、肩書き良し、身長…良し？
にも関わらず、残念な中身の沖田さん。

私たちを一目見るなり、絡んでくるあたり
実は寂しがり屋なのだろうか…？



「ーーーおい、総悟。つまらねェ喧嘩売ってねェで
さっさと行け」

「何ですかィ土方さんよ、これは俺の義務なんですぜィ？邪魔しねェで下さいよ、そんで、死んで下せェ」

「…リストラしてやろうか？」



前髪V字の土方さんの登場で
一層場が荒れる。

ーーー誰か、この場を収めてくれる人は居ないのか？

え、そういうお前がやれよって？

無理無理、

だって私口悪いし。



「そこに居るとイメージ悪くなるんで、さっさと職場に消えてくれませんか？」

「そうだそうだ。ニコチンマヨラーはさっさと失せろ」

「…銀さん、おはようございます」

「へい、Aチャン。俺ってば救世主？」

「その死んだ魚のような目をどうにかしてから言って下さい、腐れ天パ」

「酷くない…？俺の扱い雑じゃない？」

「早く行けって言ってんだろ」


そこに参戦、お妙さん。

と、



「お妙さんんんんんん！今日も素敵ですね、その麗しい表情、15分前からずっと見てました！！！好きです、俺と付き合ってくだs…」

「キモいんだよ！！！！」


こう見えて真選組広告の副社長、近藤s…
もとい、ゴリラ。

お妙さんのストーカー、かなりのストーカー。

ゴリラの顔にお妙さんの強烈な拳が炸裂して吹っ飛ぶ。

ーーー15分前からずっと見てましたってリアルすぎて怖い。





。

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