ちびーず病系短編集 【完全リク制】

＊ ページ13

光side

撮影終わって、薮と帰ろっか〜って、

テレビ局の玄関に言ったら

山田が居て。

光｢あれ、｣

薮｢涼介じゃん、…なんか逃げてる？｣

光｢ストーカー、かな、｣

薮｢最近、やけに大声とかに反応するしね、そうかも。｣

光｢もしなんかされたらやだし、つけてく？｣

薮｢ん、そうだね｣

俺たちは遠くから、つけてくことにした。





薮｢あれか、｣

山田の後ろには2人の女。

赤いリュックとか服だし

山田のファンだな。

どんどん女と山田の距離は近くなっていく。

光｢あれ、やばいかも。｣

山田が震えてる。

薮｢あ、まがった。｣

光｢まがったとこ、行き止まりなんだけど…！｣

俺たちは走った。




山田side

また、女たちがつけてくる。

いなくなったと思ったのに…

足音が近づ


いてきた。

今まで感じたことのない不安と恐怖で、

息が吸えなくて浅い呼吸の繰り返し。

隠れられるかな、って思って曲がったら行き止まりで。

あぁ、終わった。

女1｢ねぇ涼介くん！私だけを見てよ！｣

女２｢家教えて？？｣

｢…っやめて、｣

手を握られて、女の顔がどんどん近付いてくる。

キスされる、って思ったその時、

女1｢いっ…！｣

女２｢っなに？！｣

薮｢何してんだよ、｣

光｢山田から離れろ｣

薮｢警察、呼んどいたよ？｣

女1｢…っ｣

女２｢なんなのよ、｣

女達は警察に捕まえられた。

光くんと、薮ちゃんが来てくれて、安心して涙が止まらなかった。

｢…っ、うぅ…｣

薮｢ごめんな、｣

光｢よく頑張った。｣

｢ごめっ、ね、っ｣

光｢謝んなくていーの。｣

薮｢落ち着くまでいっしょにいてやるから、な？｣

やっぱり最強コンビは



頼りになる。






光｢アイツら、警察の事情聴取によるとそういうことめっちゃしてたらしいよ。｣

薮｢すごかったよね、｣

光｢怖い思いさせてごめんな、｣

｢んーん、俺も言えなくてごめん。








______ありがとう。｣

だいきくん 。→←りょうすけくん 。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す