花の魔術師(♀)はナイトレイブンカレッジに入学したようです

21話 ページ22

あの日から、トレイくんはグイグイくる
もう、時間に暇があったらトレイくんは僕の心臓を悪くさせる
こんなことになるなら、断ればよかったとも思った
けど、それはそれで何故か苦しくなるからやめた


そんな心臓が悪い日々を過ごしていると
僕達はいつの間にか3年生となった


今年の入学式は、驚きなことがあったらしい
トレイくんによると、魔物が式典を邪魔してめちゃくちゃにしたらしい
そして、魔力なしの生徒がここにきたらしい


魔物にこの魔法学校ではありえない魔力なしの生徒

そんなのって、とっても……主人公のようじゃないか！！


絶対に絶対に会いたい！僕のこの学園生活中で1番ワクワクしてるんじゃないかな？


「ふふっ、会うのが楽しみだな〜」


「誰にだ？」


「そりゃあ噂の魔力なしの子に決まって……る…」

「ん？」


いつの間にか横にトレイくんがいた
というか、いつからいた？気配なかったよね
いや、違うか夢中になりすぎて、僕が気づかなかっただけか

「トレイくん、びっくりしたじゃないか一声かけて欲しかった」

「悪い悪い、はしゃいでるマーリンがつい可愛くてつい、な」


今日も今日とてトレイくんに心臓に悪いことを言われる僕である


僕は、少女漫画のような展開は求めていない
でも最終的に恋がわからないから知りたくなった僕の探究心の責だから
自業自得なんだよなぁ


マーリンはあの日の告白の返事は本心であり、予想通りの展開でもあった
トレイがマーリンの返事を聞いてその後の行動は予想はしていたのだ
マーリンは本心を伝えてたと同時に、恋を知るためでもあったのだ

アズールからそれは恋だとも言われてもわからないかったの
その行動に移ったのだ






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次回、魔力なし生徒、花の魔法士に会う！




追記、ご都合主義はめちゃくちゃ発動しててすみません、でも恋愛入れたくて、、ごめんなさいマジで

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