ギャップ王子147 ページ2
「じゃぁ魔法の呪文、行きますよ!はい、せーの?」
A「お、おおお...おい、美味しく...なぁれ...」
なずな「ふふっ...ｗ...可愛い...」
凛月「いいよいいよ〜あ、目線こっちね」
普段見ることのない姿にニヤニヤと口を押さえる者、スマホを構える者、律儀に復唱をする者と中々の混沌
呪文も終盤に差し掛かると、なんと最後の仕上げをA一人がやる事に
有無を言わさない圧力を持つニコニコ笑顔のメイドは、逃げられないように後ろから肩をがっしり掴んでいる((
最後の仕上げとは、手でハートを作って「ぎゅ〜っ♡」と言うだけの、彼にとってはなんとも地獄の様なものだった
「ご主人様も応援してあげてくださいね。せーのっがんばれ〜!」
スバル「がんばれ!」
司「頑張ってください!」
夏目「Aにいさん頑張っテ...」
後輩からの応援(攻撃)に弱い彼は、深呼吸をしてポーズを構える
ニヤニヤと笑みを浮かべる彼らを見ないようにと目をぎゅっと瞑って、真っ赤な顔で告げた
A「っぎ...ぎゅ〜っ...!!...美味しくなぁれ...っ!
.......はい、終わり。...っごゆっくりどうぞお!!!」
「は〜い可愛い仕上げありがとう♪では、ごゆっくりお楽しみくださ〜い」
逃げる様に奥へ駆けて行くAと、マイペースに戻るメイド
一方で、魔法をかけられた料理の前で残された彼らは...
多大なるダメージ(魔法)を食らって(一部)放心状態だった
凛月「...めざ...目覚ましにしよっかな」
泉「へぇ....あ、かさくん甘いのだけだとバランス悪いからこれ飲みな。あげないけど」
なずな「泉ちん何言ってんの」
一番平然としている彼は自分のアイスコーヒーを永遠とかき混ぜ、司に砂糖の入った瓶を差し出す
一方で後輩ズは、素直に「可愛い」と口に出す
この後何度呼んでも出てこなかった為、無理やりライブとチェキを頼んで写真に納めた((
.
バイト終了後
A「はぁ........」
これ以上無い程にげっそりした顔で店から出て来た彼
ボサっとした髪をくしゃりとかき上げて、視界を広げると
凛月「おつかれ〜♪」
ふわりと笑う彼が短い動画を再生する
全てを聞き終え、動画が終わりループする前に
ギャップ王子とはもう言わせない、爽やかで男前な笑顔でそのスマホを片手でへし折った
A「あはははっ☆...
...お前ら、出入り禁止な」
今までで一番低い声が出たという(本人談)
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影 - わざわざ、ありがとうございました！引き続き小説の続きを楽しみに待っていますね！ (2020年10月18日 9時) (
レス) id: 62e337a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
影 - ありがとうございます！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: 62e337a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
影 - 急にすみません、私は10月18日が誕生日なのですが、よかったらその日に続きを投稿してくださいませんか？小説の続きを楽しみに待っています…！！ (2020年10月13日 22時) (レス) id: 62e337a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
せかるる(プロフ) - いつも作品読ませて頂いております！新章突入おめでとうございます！これからも応援させてください(*^^*) (2020年10月6日 21時) (レス) id: 65805e38ea (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - 初めまして！！いつコメントをさせて頂こうかと悩んでいたところ、ちょうどよく新章ということで！！おめでとうございます！！このシリーズは始まって以来、ずっと応援させていただいてます。爽人くんも作者さまも大好きです！！応援しています！！！ (2020年10月6日 19時) (レス) id: 14eabaed29 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年7月29日 22時
