捕まった ページ37
寧「えっと、あの………、どうして金魚鉢なんか持ってるんですか？」
夏「んー？どうしてだと思う〜〜〜？」
寧「さっ、さあ…？」
なぜか水の入った金魚鉢を持っている夏彦先輩
あの水をかけられたら、私魚になっちゃう…！
恐怖心を抱いていると、ふと肩を叩かれました
「よいしょ」
振り返ると、花子くんの双子の弟くんがバケツに入った水を私にかけようとしているではありませんか
寧「えっ…」
ざばーーー
寧「〜〜〜〜〜〜ッ‼‼」
バシャー ぽん カランカラン
寧魚「なんでっ⁈何これどういうことなの⁈」
私は水をかぶって魚になってしまい、慌ててピチピチしていると誰かにおヒレを掴まれて持ち上げられました
「おりゃ」
その正体は、私に水をかけてきた司くんでした
「つっかまーえた❤」
そう言った弟くんは、口を大きく開けて……口⁈
いやだ！私食べられちゃう⁈
そう思ったら、今まで以上の恐怖を感じて、私は気絶してしまいました
〜目が覚めてから、約30分後〜
私は目を覚ますと、どこかの境界にいました
そこには、夏彦先輩と、花子くんの双子の弟、司くんと、その司くんと縁を結んだ三年の先輩、七峰桜先輩がいました
七峰先輩は、私と同じ境遇だったため、お互い口をこぼし合い、おいしいお茶とお菓子を食べ合いました
司くんも、初めて会った時よりもあんまり怖くないし、夏彦先輩も空気みたいな扱いされているけど、3人とも仲が良さそう
寧(あんまり悪い人たちに見えない、私を連れてきたのも、本当にお話がしたかっただけ…？)
そんなことを考えていると七峰先輩が再び声をかけてきた
桜「お互い苦労するわね、縁が結ばれている以上、どんなに嫌でも主人には逆らえないし」
寧「そうなの！あのね、花子くんってば私が逆らうとすぐ魚にしようとしてね…」
桜「わかるわ」
寧「七峰先輩も？」
よかった！
私の気持ちがわかる人がいて！
そんなことを考え、安心しきっていると、七峰先輩の表情や、周りの雰囲気が急に暗くなった
桜「えぇ、だからあなたも、きっとわかってくれるわよね」
寧「え？」
呆気に取られていると、急に首、手首、足首に枷がはめられ、椅子に体が固定されてしまった
寧「いやあっ、何この椅子どうなってるの⁈外して！」
先輩にそう訴えてもだめでした
助けてっ／桜並木から、読者の皆様に感謝の意を込めて→←お誘い
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜並木(プロフ) - 紗理奈さん» ありがとうございます (2020年9月16日 0時) (
レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
紗理奈 - めっちゃおもろいです! (2020年9月13日 21時) (レス) id: 38501a419f (このIDを非表示/違反報告)
桜並木(プロフ) - 花っち�擦気�» ありがとうございます！！そう言ってもらえるのはじめてなのでめっちゃ嬉しいです！これからもマイペースではありますが更新させていただきますので、楽しみにしていただけたら幸いです(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年2月3日 19時) (レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - えっと、文才の大洪水ですね(アホ)めっちゃおもしろいです！応援してます！ (2020年2月3日 18時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜並木 | 作成日時：2020年2月2日 11時
