episode64. ページ26
「って一緒に撮ろって言ったのになんでオレがメイクされてんの！？」
『いやー。先輩のマジカメ見て思ったんすけど自撮り多すぎ。全然先輩の良さが出てねぇ。わっしに任せてくだせぇ。』
本能が騒いでしまった。
なんと！なんと！！！あのムシュー・マジカメのマジカメを拝見させていただくことができたのだ！！ぐあっ！！全国のケイトファンさんごめん！！
確かにフォトジェニックなのも沢山あるんだけど、殆どが自撮り。どれだけ自撮りが上手くても他撮りに勝てるもんはねぇと思っとります。(自論)
SJK and なけなしの女子力and レイヤーさんの影響でイケメンを輝かせることなんてちょちょいのちょいよ！！
あまりの勢いに先輩が引いていることにも気づかず、メイクを終わらせる。
基本的なメイクの他に頬についてるダイヤモンドの色も変えさせてもらった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ケイト・ダイヤモンドside
中々、話せなくて、日頃の気疲れも溜まって、少しAちゃんに当たってしまった。まぁおかげで仲良く慣れたし気にしてない様子だから良いんだけど。
『ケイト先輩。ここの木一本でいいんで＿く染めてもらっていいですか？僕はちょっと借り物しに行ってきます。』
ハーツラビュル寮にきたかと思えば、頼み事をして返事も聞かず何処かに行くAちゃん。
さっきまで散々メイクしていたと思ったら、次はなんだ？
姉のような騒がしさに呆れはするものの、嫌な感じはしない。
言われたとうりに一本の木の薔薇を＿く染める。
「うー、Aちゃんはなにがしたいのか…。服だってシャツ一枚にされたしぃ」
『せんぱーい！おぉ！綺麗！あざっす！』
かちゃかちゃと何かを持って帰ってきた。
『はい、そこ座って。これ持って、ストップ！！あ、もーちょい腕上げて。』
ティーセット一式だった。透明なポットには青い液体が注がれている。
え、なにこれちょー綺麗。なんていう前に行動を指示される。
そしてパシャパシャパシャ！とシャッター音が鳴り響く。
「え、な、なにこれ！？モデルかよっての！？」
『はい。モデルですよ。僕の！』
ニパッと心からの笑顔ですって心底楽しそうに、嬉しそうに笑うもんだから、
またキミに惚れた。
『あ！ケイト先輩！なんで急に顔赤くなるんすか！？』
「〜っ！もう！」
冷めない熱を誤魔化そうとそっぽを向いたらまたパシャっと音がした。
〘青い液体…バタフライピー〙
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ミキ - いやミトコンが好き！かっこよ！ (2021年7月26日 9時) (
レス) id: 027cc676f2 (このIDを非表示/違反報告)
ドグマ - サバナクロー寮との絡みが好きです笑更新待ってます！ めっちゃ好きです((告白 (2020年8月16日 1時) (レス) id: badd7d2e72 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 菜乃さん» ひょえ？！せ、性癖に刺さってくださる方がいらっしゃったとは…！！嬉しい限りです！ありがとうございますっ！ (2020年8月16日 0時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 桜庭まる。さん» ありがとうございます！やっと投稿致しました。またゆっくりですが更新していこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃 - 主さんの語彙力は尽きないんですか……？（訳本当に最高てす結婚してくだry……実はワタクシ、嫌われからの和解系が好きなのですが(ﾅﾝﾃﾞﾀﾞﾛｳ……）この小説はワタクシの性癖にドンピシャでした……続編楽しみにしてます…… (2020年8月14日 15時) (レス) id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/rkrn_sakuya
作成日時：2020年5月15日 18時
