親殺しの少女。�� ページ34
〜Aside〜(紅の世界で。)
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暖かい日差しを感じ乍目を覚ますと、不思議な程綺麗な蒼い瞳が此方を覗き込んでいた。
｢嗚呼、ちゅうゃ…んあ？｣
おい、今なんて言ったと低い声で聞かれ、私は慌てて身を起こした。
｢あえっと中原さん、お早う御座います…
その、如何かなさいました？｣
いや、何でもねぇよと言われて少し気になったが追求は辞めておくことにした。少し惜しげな顔をしていたのが気になったが。
｢手前、昨日のこと何処まで覚えてる？｣
｢確か、母親が父親を刺した所までは…
あれ、その後私…真逆、中原さんが此処迄？
それはご迷惑をお掛けしました｣
いやそういう事じゃねえよ、と諭されるように言われる。
｢別にさりとて重要なことじゃない。
俺は取り敢えず死体を臭いが充満しないようにしておいた。直ぐにバレるってことは無かろうがいずれ気づかれる。その異能特務課に行って、証拠隠滅してもらった方が良いだろ
…というより、気分悪くないのか？｣
突然心配されて、私はどう答えれば良いのか分からなくなった。
｢別に特に問題はありませんが…
何故心配なんてされるのですか？｣
はあ、と溜息を吐いてから此方をとても真剣そうに見遣る。
｢いいか、別に気に病む必要も必要以上に何か考える必要もねぇけど、手前はもう人を殺した。しかも親をだ。其れだけは忘れんじゃねぇぞ
手前はもう…戻れねぇんだ。｣
少しだけ蒼を悲しげに揺らし乍私に語り掛けた。
如何してそんなに悲しい顔をするのか、私には到底理解出来なかった。
｢理解は…してる心算です。
ですが、間違った選択をしたとは思っていません。戻りたいとも思っていません。
…忘れる事も、きっと無いでしょう。｣
そうか、と少し安心したように目線を外した。
｢取り敢えず、学校に連絡しろ。｣
分かりました、と短く返事をした。
少しだけ、自分に纏わりつく重荷が開放された気がした。
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2人が何方の世界にいるか明確にするため、
中也の居た世界を｢蒼の世界｣
Aの居た世界を｢紅の世界｣
として、入れ替わった最初の話数で書かせて頂きます。
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2400hit有難う御座います！
というか1日およそ500人の方の目にとまっているという事実に驚きながら、毎日喜んでいます。
この｢陽光と蒼。｣が終わりましたら同時並行｢彼岸花と君の笑顔。｣と始めます。
其方も宜しくお願い致します。
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Lease(プロフ) - お久しぶりです、切愛と申します。突然ですが、2年振りにアカウントを変更してリメイクをさせて頂きます。以後この内容はLeaseに引き継がれますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2021年10月1日 19時) (
レス) id: 38aa326773 (このIDを非表示/違反報告)
切愛 - 私の端末で問題が発生しています。ログインしようとしてメールアドレスとパスワードを入力したら、その前のページに戻ってしまい、ログインが出来ません。解決方法が分からず、、しばらく投稿出来ないかも…ネタ自体はできているので…少々お待ちください。 (2020年3月31日 9時) (レス) id: a4a2215412 (このIDを非表示/違反報告)
切愛(プロフ) - ごめんなさい…投稿全然出来てません…学校休みになりましたので、今後はきちんと投稿させていただきます…どうかお見捨てならず付き合っていただけると大変光栄にございます (2020年2月29日 9時) (レス) id: 582fb3c1a0 (このIDを非表示/違反報告)
神代 雫(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただきましたが、とても丁寧に書かれていて読みやすかったです。これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: ebdbc134af (このIDを非表示/違反報告)
切愛(プロフ) - 皆様こんにちは、とうとうお話がいっぱいになりました。次の1話書け次第続編公開するので暫しお待ちを。あと更新出来なくて本当にすみませんでした！これからは更新頻度落ちないように頑張っていきます。まだまだ続きます、これからもどうかよろしくお願いします！ (2020年1月14日 20時) (レス) id: 6f3c1f7dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S/S x他1人 | 作成日時：2020年1月1日 20時
