検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,212 hit

#7 ページ7

そんなことを思いながら寮に戻ろうとしたら見覚えある2人



紫「室ちん·····?なにしてる、の?」





どうみても室ちんとAちんだ。




紫原「なんでAちんが···泣いてるの?なんで抱きしめてるの? はぁ···まじで室ちんでも許さないよ!!」




お菓子が入った袋を投げ捨て、室ちんに掴みかかる俺。




氷「敦!待て!これは違うんだっ···」



さすがの室ちんでもパワーで俺に勝てるわけないじゃん。


紫「そんなことさせるために、帰りをお願いしてたんじゃないんだけど!!!」


「紫原くんっ!ほんとに違うの!辰也くんはなにも!」



はぁ、ここにきてまで室ちんの味方?



止めに入ろうとしてるようだけど、それ以上近づくと怪我するよ???




紫「はぁ···心底ムカつくね〜。Aちん近寄らないで。室ちんと話してるから。」



頭に血が上りそんな言い方しかできない。




辰「とりあえず···あつ···し、離してくれないか···」



紫「ん、」




ドサッ。



室ちんが崩れ落ち、俺もしゃがんで室ちんに話しかける。



紫「おれ、めんどくさいの 嫌いって知ってるよね?(小声)」




室「···っ!待て!敦!!!!」





あ〜ほんとめんどくさい、この感情。




無くなっちゃえばいいのに···。




紫「Aちーん。怪我ない〜?ごめんね〜?」




「あ、うん···大丈夫、、、。」




涙ふこうと手を伸ばしたら、怖がらせてしまったみたいで、、思わず手をおろした。




紫「Aちん、おれ、めんどくさくなっちゃった···もう、別れよっか。」



「··········え、」




はぁ、なんでまた泣き出すの···。




紫「じゃ、おれ寮に戻るから〜。また明日〜。あ、お弁当とかももうやめてね〜。」



これ以上いたら、気持ちがゆるぎそうで、
急いで背を向けて帰る。



はぁ、俺も泣いてるじゃん。。。

#8→←#6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はまたそ | 作成日時:2019年10月27日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。