＊トモside ページ9
シ「いややぁ〜！！！」
出ました。シゲちゃんのワガママ。(笑)
ト「仕方ないやん、ジュンタくんも忙しいんやし。」
シ「せっかく会えたのに、なんで遊んでくれへんのぉ〜！！」
淳「ごめんな。これから、生徒に授業せなあかんねん。」
シ「ジュンタのとこにおる〜！！」
淳「人間にはバレたらあかんのやろ？
なら、今から連れていくところにしばらくおって！」
シ「ぶぅ〜！(怒)」
ト「はぁ…(笑)」
どうしたら、シゲちゃんのご機嫌が治るんやろ？
そういえばジュンタくん、どこに連れてってくれるんや？
淳「ん？どこに連れてってくれのかって、トモ？」
ト「へ？ようわかったね。」
淳「これくらいわかるわ。(笑)
俺の先輩のところ。しばらく相手してくれると思うで？」
ト「へぇ。僕、早く会ってみたい！」
淳「もうすぐやで！」
淳太くんが連れてってくれた先は…
ト・シ「「うわぁ〜〜！」」
辺り一面、いろんな色で埋め尽くされた場所やった。
シ「き、綺麗やな…。」
ト「ほんまに綺麗！なぁなぁ、ジュンタくん！
このいろんな色のやつなぁに？？」
淳「きれいやろ？これらは『お花』って言うんやで？
ここは先輩がぜーんぶ育てとるんや。」
これが『オハナ』なん？
本で見たことあるけど、こんなに綺麗なんや！
淳「お花が好きなん？
なら、先輩にいろいろと聞いたらええ。」
ト「え、ええの？」
淳「おん。先輩、優しいから。
あと…」
ト「あと？」
淳「懐かしいヤツに会えるで。」
ト・シ「「え？懐かしいヤツ？？」」
それって、誰なんやろ？
なんか楽しみになってきた♪
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