＊シゲside ページ7
・
地図通りに『コーコー』に向かう。
けど…。
シ「ん〜、どっちや？ここかぁ？？」
ト「いつも来るところやねんけど、
景色が違って見えるから、迷うねぇ…。」
シ「地図、役に立ってへんやん…。
んもう！ジュンタどこや！！
こんな時に限って、迷うなんて…。」
ト「ふふ。それほど、ジュンタくんに早く会いたいんやね。」
シ「うっ…。」
本音を突かれて、戸惑いが隠せないでいると…
？「うぅ…さぶ…。急に寒なったなぁ…。」
あ、人間や！！！
ちょっと、『コーコー』のこと聞いてみよかな？
人間なら『コーコー』のこと知っとるやろ。
そう思って、人間のところに行ってみる。
ト「ちょ、ちょっとシゲちゃん！！どこ行くん？」
シ「ちょいと、あそこにいる人間に聞いてみるねん。
ここは、聞いた方が早いわ。」
ト「えっ！？大丈夫なん？？」
シ「なぁなぁ、『コーコー』ってどこにあるか知っとる？」
ト「あわわ…。に、人間や…。」
間近の人間にあたふたしてるトモをよそに、
俺は話しかけてみた。
？「え？この敷地全体、○○高校のやで？」
質問答えてくれた！！人間って優しいやん！！
すでに俺らは『コーコー』におったとはな。
シ「○○コーコーってここなん？ありがと、にーちゃん！」
この中にジュンタがおるんやな？やった〜！！
いたずらできる〜。
俺はルンルンで飛び立った。
ト「あわわ。あ、ありがとーございますっ！！
シゲちゃん、待って〜！！！！
僕を置いて行かないでやぁ…(泣)」
突然の来客＊淳太side→←人間界へ！-続き-＊シゲside
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
