お兄ちゃんはぬいぐるみ-3rd-【紫】 (ページ31)

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日が変わる頃

淳「ん～～！終わったー！！」

俺は学校で残った仕事を終え、伸びをする。

ソファの方に目をやると、
クッションの上で気持ちよさそうに寝てるトモとシゲ。

淳「ふふ。シゲ、風邪引くで？」

トモは大人しくタオルケットに包まってるのに、
シゲはそんなのいらんって言ってるかのように、
タオルケットを蹴飛ばして寝てる。

俺はそんなシゲにそおっとタオルケットをかけてあげる。

当のシゲは「ジュンタぁ～」なんて寝言。

トモとシゲは、なんでこんなにも違うんやろうね？

俺はそんな2人を横目に書斎へ。

書斎には天界のことなど記した本がたくさん置いてある。

俺はその本を取らず、ある書物を手に取る。

ぱら…とページをめくると、
そこには興味深いことがいっぱい書いてある。

でもこれは、どれもどうやら憶測らしく、
証明はされてないらしい。

そうや、これを機会に確かめてみるか。

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『サンタに仕えるエルフの秘密』について