＊ ページ22
崇「うわぁ…。」
ジュ「どうや？すごいところやろ？」
崇「お、おん…。」
ジュンタに連れられてやってきたのは、
神様が住むと言われている神殿。
ここに、神様がおるんか？
ジュ「そうやで？そこの玉座に神様が座られる。
神様もこの時期お忙しいから手短かに済ますで。」
崇「うう…。なんか緊張する〜！」
ジュ「はは、大丈夫やて。神様は優しいお方やから。」
そう言われてもなぁ…。
神様って要はこの天界のトップってことやろ？
失礼なこと言ったらどうしよう…(泣)
そう考えていると、シゲが沈黙を破る。
シ「なぁなぁ、ジュンタ！俺も神様に会ってええん？」
ジュ「あぁ、ええで？
ってか、会う目的でついてきたんやろ？」
シ「あ、ばれた？てへっ！」
そのやり取りを聞いて気づく。
神様って会いたい時にいつでも会えるんか？
その問いかけにトモが答える。
ト「シゲちゃんはあぁ言うてるけど、ほんまは滅多に会えんよ？
ただ幸いシゲちゃんと僕は神様に気に入られていて、
ジュンタくんと一緒なら会えるんよ。」
崇「へぇ、そうなんや。」
ジュ「今回はトモもシゲもお手柄やったからな。
だからまた2人も連れてきた。」
ジュンタは加えて話す。
今回のお手柄って、俺が奉公人になることに対しての？
ジュンタが持ってる手紙と関係があるんかな？
それは、後々わかることになるんやけど…
ジュ「あ、神様いらしたで！」
崇「うっ…。」
ジュンタの一言で俺は背筋をピーンッと伸ばす。
すると…。
？「いや〜、なんだい？
じゅんじゅんが用があるって言うから、つい来ちゃったよ〜。」
え？すごい、ファンキーなおじいさん…
神様がいらしたんやないんか？
？「お！you達来てくれたんだね〜。
サンタのお手伝い、ご苦労だね〜。」
シ・ト「「神様〜！！」」
シゲとトモはそう言って、おじいさんの方へ飛び込んだ。
…
ってええ！？あの方が神様！！！
想像と違うや〜〜ん！！！
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