まずは2人のことから… ページ16
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A「トモくん、シゲくんがエルフ？サンタさん？？
どういうこと？」
望「サンタさんってほんまにおるんやぁ！」
望は目をキラキラさせて、トモくん・シゲくんを見る。
え、そこ？？お前、ピュアやな…
まぁ、私もいるって信じてた方やけど。笑
ト「おん、おるで！」
シ「おっちゃんは優しいで〜。」
トモくん・シゲくんはほぼ同時に返事をしてくれた。
そして、この子達について詳しいことは大野さんが話してくれた。
トモくん・シゲくんが属する一族はサンタさんのお手伝いをするのがお仕事。
子どもたちからの手紙を集めてきたり、
その子たちのためにプレゼントを作ったり、
サンタに付き添ってそのプレゼントを配るのお手伝いしたり…
私たちの世界で言う「クリスマス」の時期がお仕事忙しいんやって。
シ「また、忙しい時期がくるなー、トモ。」
ト「そやな〜、シゲちゃん。」
もう、その仲良さげ感なに？
ほんま、双子みたいやな。もう、デレデレ。(笑)
すると、今度は望が大野さんに聞く。
望「他の時期は何してるんですか？」
大「うーんとね、子どもたちが良い子かどうかの調査したり？」
望「えっ！そうなんや。
やっぱり、日々の行いとかはちゃんと見られとるんや。」
大「ふふ。(笑)
でもね、やっぱりトモくん・シゲくんの体だと行動範囲が限られるんだ。
だから、俺ら天界人がその分サポートしてるんだよ。」
なるほど。
天界とサンタさんがいる世界は繋がってるんやね。
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