あの子たちの正体は？ ページ15
花園の休憩所にて
今、お昼を食べているところ。
いつものメンバー＋＠で…。
もくもく…。
大野さんにもらったであろうパンを
器用にちぎって食べるシゲくんとトモくん。
その、仕草がとても可愛らしい。
その姿を癒しのごとく見ていると、望が二人に話かけた。
望「なぁなぁ、シゲくん・トモくん。
一体、この世界に何しに来たん？」
すると、シゲくんは…
シ「○☆$＊♪€°+・＊○♪！！」
望「え？今なんと？」
聞き取れなくてシゲくんを見てみると、
パンを口いっぱいに入れて喋ってたみたい。
ト「も〜、シゲちゃん！口にパン入れたまま喋らんのっ！
あ、あの、「オーサカに勉強しに来たんや」って言うてます。」
それを見てトモくんは、シゲくんに注意して、
私たちにシゲくんが言ってくれたことを教えてくれた。
そのやり取りも可愛らしいんだよなぁ！
A「そうだったんやね。
シゲくんとトモくんは天界の人なん？」
シ「ううん。おっちゃんの家に住んでるんよ。」
ト「僕たちはおっちゃんの手伝いしてるんやで〜！」
え？おっちゃん？？
おっちゃんって誰のことやろ？
すると、お兄ちゃんが口を開く。
崇「まぁ、簡単に言ったらこの子らは天界の人やない。」
A「じゃあ、何者？」
崇「え〜？それ言うか？おもろないやん！」
いやいやお兄ちゃん。今すぐ知りたい情報よ、それ…。
崇「しゃ〜なし！教えたる！」
望「(ドカッ←ずっこける)
いや、そんなに溜めておいて言うんかい！」
崇「へへへ、この子らはな？」
A・望「「(ごくんっ！)この子たちは？」」
私と望は次のお兄ちゃんの言葉を待つ。
崇「この子らはな…？
サンタさんのお手伝いをする『エルフ』なんやで。」
え？エルフ？？
ちょっと待って…。今、サンタさんって言った？？
崇「俺な、この子らのおかげで、
Aのところに戻ってこれたんやで？」
ちょっと待ってって！
新情報がいっぱいで頭がついていかへん！
どういうことや〜〜！！
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