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朝起きると身体が軽くなっていた。

シゲくんの腕は重いけどなんて
幸せすぎて言えない。

腕の中で身体を反転させ
シゲくんに向かい合う。

…やっぱりまつげ長い。

今日は予定のないお休みだし
もう少し寝ていられるなぁ。

昨日は出来なかったから
マスクをずらして
自分からちゅっと一瞬だけのキスをする。

『もう移らない…よね?』

って言ったら
シゲくんの腕の力が強まった。


「…我慢してたの?」


『ヒィィイイ!!』

お、起きてた?
びっくりして体を仰け反る。

『確信犯め』


「お、元気元気」


わたしの両頬を片手で潰して
タコみたいな顔のわたしにちゅうっと
吸い付くような長めのキスをするシゲくん。


「俺だって我慢してたわ」


そのままわたしに覆いかぶさるシゲくん。


見上げてわたしは吹き出す。


『シゲくんっ!寝癖ひどい(笑)』

なんでいつも跳ねるかねぇ
今日最上級に跳ねてる。

「お前が昨日何度も唸るから!
その度に顔覗いてたらこーなるわ」

『わたし唸ってたの?』


「うん、犬みたいに」


『え』

それ熱のせいじゃなくない?
夢見てたっけ?

「うそ。良くなったみたいだな」


『ん、ありがとうね』

「じゃあ、お詫びにAからキスして」

少し高いところにいるから
ちょっと難しい。

『さっきしたじゃん』

「もっと」

え、意地悪シゲくん。
首に手を回すと自然と顔を近付けてくれて。

触れる触れないの所でストップ。

"う"を言えば当たりそうで。


「ほら早く」



『ずるいよぉ』

って言ったところで何回か微かに触れて

そのままぺろっと舐められた。


「マスク邪魔」

顎のあたりで止まっていたマスクを外され
今度はシゲくんからのちゅう攻撃。

角度を変えて奥まで攻められて
息が苦しい。


肩を叩いて呼びかける


『んっ、はぁ…シゲくんっ』



「ん?」


『っ…窒息する…』


「も少し我慢して」



我慢出来ませんが!!(笑)



『しげちゃぁーん!!
シゲくんに襲われてるよー!!
たすけてーー!』


って昨日リビングに置いた
しげちゃんに助けを求める。


するとシゲくんは手でわたしの口を塞いだ。


「それ言う?」

ムッとした顔をして
今度は首から順番に下を攻められた。

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7(プロフ) - やっつさん» コメントありがとうございます(^^)新しく、全担書けるページ作りましたのでぜひそこにコメントください☆頑張ってシゲちゃんのお話書かせて頂きます!! (2019年12月15日 17時) (レス) id: aab851bb72 (このIDを非表示/違反報告)
やっつ(プロフ) - シゲ担です!ドキドキ&ニヤニヤして一気に全話読みました。是非またシゲちゃんのお話書いてください!楽しみにしてます♪ (2019年12月3日 22時) (レス) id: 5c67c0f5cd (このIDを非表示/違反報告)
7(プロフ) - ゆっちゃんさん» 最後まで読んでくださってありがとうございます!(^ ^)そう言っていただけると励みになります!また何かありましたらよろしくお願いします☆彡.。 (2018年10月5日 16時) (レス) id: d247e5a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちゃん - このシリーズ面白かったな~~ww 全部見いってしまう! (2018年10月4日 23時) (レス) id: 8cc65cc50c (このIDを非表示/違反報告)
7(プロフ) - ゆっちゃんさん» コメントありがとうございます!更新頑張るのでよかったら続きを楽しみにしててください(^ ^) (2018年10月3日 12時) (レス) id: d247e5a5c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2018年9月20日 15時

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