seasons ③ (ページ3)

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ブリリアント祭ページ3

今年も学祭がやってきた。
この前、体育祭が終わったばかりなのに、ほんと慌ただしい。

今年はドリーマーズプロジェクトのおかげか？ステージ企画に出して欲しいという声が沢山あって、その参加希望者たちが準備もしてくれると言ってくれたので、助かった。一宮くんがステージに立つのもあって、彼にステージ企画のリーダーをお願いした。

そして、私のお楽しみの出店企画。
毎年ファーストクラスのお抱えシェフの店が出るけど、今年は料理企画の時の出場者たちがやりたいと言ってくれて、一日目は例年のお抱えシェフのもので、二日目は有志で出す店にして、投票制で競い合うことになった。リーダーは冷泉くん。

私と西園寺くんは後夜祭の担当。
去年は屋上から本音を叫ぶ企画だったけど、今年はどうしよう？

ステージと出店企画の表彰式だけではさすがに盛り上がらないし。
すると理事長が生徒会室に入ってきた。

理事長「後夜祭に天堂くんたちがいるグループのミニライブ入れましょう！もう事務所と話はついてますから。彼らも学園の仲間ですし、たまには楽しませてあげたいと事務所も許可出してくれました。久々に王子率高まりますね〜。」

こうちゃんとは別れてからは連絡も一切取ってない。陸くんから時々連絡はきて、その時に様子を聞く位。多分、表情に出てたのか？西園寺くんに大丈夫ですか？と心配された。

学祭当日。一日目は、信虎さんに連れ回されて、ま、私も率先して？ファーストクラスのお抱えシェフの屋台をはしごしまくった。高級食材を無料で食べれる機会なんて、もうないからね。卒業して遊びにきた場合は有料だし。在校生の特権だから！途中、食べまくりの私を見て、そんなん卒業してもうちので良ければ無料で食べさせてあげますよって冷泉くんが言ってくれた。呆れて、思わずかけた言葉だろうなと思った(笑)
二日目は、こうちゃんたちが来る。
久々に4人と会えて嬉しい反面、こうちゃんと顔を合わせるのは複雑だ。
でも、そんなのは信虎さんの、明るさで吹き飛んだ。

信虎「みんな〜、久しぶり。今日はさ、みんなで出店で食べまくろうよ！」

有志の屋台を6人で回ることになった。

光輝「久しぶり。なかなか学校行けなくて、元気にしてるかな？とは思ってた。透がさ、体育祭までは色々Aちゃんのこと報告してくれてたけど、最近全く触れなくなったからさ。」