2話 ページ3
昇降口へ行くと銀髪の男の子はいなくなっていた。
クラス表が張り出されているがあるところには全く人だかりができていない。
女:うわAAって子可哀想…Z組だって〜!
女2:え?Z組?バカしかいないって評判のあのクラス?
ちょっと!本人後ろにいるんですけど?!
てか、丸聞こえなんですけど!
……Z組?そんなにクラスたくさんあるの?!
なんて思っているうちにだんだん人だかりは少なくなっていた。
階段を上がって2階。
ここではない。2階は実習室が主にあるみたい…。
3階ようやく1年生の教室エリアに到達した。
A組…
B組…と過ぎていくが一向にZ組が見当たらない。
やっぱり20クラスくらいあるのかな……。
と、不安になっていた矢先…。
?:あっ!
パリンッ
という音と同時に男の子がぶつかった。
A:うわぁぁ!すみません!すみません!
?:いや…大丈夫ですけどメガネが……。
A:え?メガn……
足をあげると粉々になったメガネが…。
A:ぎゃぁぁ!すみません!ほんとにすみません!
?:いや大丈夫ですよ!逆に怪我はありませんか?
すごい勢いでぶつかっちゃったし…。
その人はそんなことを聞いてきたけど…
?:僕メガネないとなにも見えないんですよね…アハハ
と、乾いた笑い声も聞こえてきたので
A:ぜひ、よかったら私のメガネ使ってください!私はメガネなくても全然生きていけるので!
たまーにかけるメガネをカバンの奥底から掘り出してメガネくんに差し出した。
?:あ…悪いですよ!……あのお名前聞いてもいいですか?
A:あっ!AAです!
?:あ、じゃあ一緒だ
なにが一緒なんだろうと首を傾げていると
新:僕志村新八って言います!1年Z組です!
Z組唯一の女の子って聞いたから…覚えちゃって。
まさかの、クラスメイトと鉢合わせしてしまいました!
頼りになる人で優しいなぁと感じ、Z組に向かって歩くことにした。
歩いていくと、照明が当たっていないくらーくじめーっとした雰囲気の教室が…。
A:肝試しにしては季節早すぎやしませんか?
新:それ僕も思いました…。
不安でいっぱいのZ組…
ほんとに大丈夫なの?この学校……。
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作者名:白桃@黄桃 | 作成日時:2016年8月4日 23時