10話 ページ11
sideA
恥ずかしさのあまり涙が…
白澤｢Aが泣くなんて400年振りだもん！あやし方忘れたよー！｣
桃太郎｢知らねーよ！他の女性と同じように扱えよ！｣
白澤｢Aは普通の子じゃないもん。｣
お香｢あらあら、どうされました？手伝いましょうか？｣
白澤｢お香ちゃん〜。｣
お香｢じゃあ借りるわね〜。｣
再びお香のお部屋。
桃太郎｢自分の子どもも扱えないのか…｣
白澤｢Aは滅多に泣かないし…ていうか感情の起伏が乏しいし…｣
お香｢Aちゃん喉乾いていない？お茶煎れるから待っててね。｣
私もお香さんのような淑女になれれば…
お香｢どうしたの？｣
A｢…｣
あ…また声が出にくくなってしまいました…
えっと…お香さんをシカトするとかじゃなくてですね…！
お香｢落ち着いて大丈夫よ。｣
というか…このままじゃ白澤様に怒られてしまいます…
お香(明らかに尻尾と耳が下がって…淑女として何か元気つけさせたいわ！)
お香｢少し気分転換にお外歩きましょうか？｣
？？
お香さんに連れられやって来ました。
ここは…？
お香｢ここは最近、鬼女が通うお店よ。色んな物売ってるのよ。ここは買ってすぐ食べれる椅子があるから良いわね〜｣
｢いらっしゃいませ〜｣
…白玉…
A『もちもち…』
お香｢やっぱり甘い物は女子にとっては必須よね〜♡｣
白澤(…頬に白玉詰めて…ああ可愛い。)
桃太郎(…これってストーカーじゃねえか！)
お香｢うふふ。気に入った？｣
はい！
お香(良かった…ちょっとは元気取り戻せて…)
…あ、帰りに買ってこう
後で白澤様にあげよう。
もので釣るみたいであまり良くないけど…
お香｢そんなに気に入ってくれたの？｣
A『こっちは桃太郎さんの分で…白澤様は甘い物苦手だから…こっちの……お香さん？』
どこか悪いんでしょうか…？
お香(この子良い子すぎるわ！)
白澤(天使かな！)
お香｢元気になってくれて良かったわ。｣
あ…そんなに元気無かったですか？
A『…私は…尻尾を触られると自我が効かなくなります……もう少し広い心を持つべきです…』
お香｢嫌なものは嫌って言った方が良いと思うわ。｣
A『…嫌という程嫌ではない気します……ただ…ぞわぞわ寒気するだけです…尻尾周辺を触られると…』
白澤｢初耳！｣
お香｢…それは嫌って事よ。しっかり伝える事は凄く重要な事なのよ。｣
みんなわかってくれるわ。とお香は笑ってくれました
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けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
