【鬼灯の冷徹】神獣の部下は色んな人(？)によく好かれます……

1話 ページ2

sideA

白澤様は今日も二日酔いで寝込んでおります。

お酒が弱いくせに、ノリで飲んでしまう。

まさに酒に溺れる。

鬼灯｢ごめんください｣

あ、鬼灯様…

すみません。店主は今、寝ています。

白澤様の部屋に入るとぐったりと寝てます。

お酒くさいですね…

A｢白澤様、白澤様。鬼灯様がお見えになられました。｣

白澤｢うう"…追い返せ…そんなもん…｣

白澤様は酷い方ですね。

白澤｢Aー。一緒に寝よ〜。｣

引きづられました…

白澤｢あー。Aは良い匂いだねー。あー。可愛い僕の…｣

桃タロー｢あれ、鬼灯さん？こんにちは〜。｣

桃タローさんが帰ってきました。

鬼灯｢あ、桃太郎さん。｣

白澤様!!白澤様!!お客様がー！

白澤｢Aはもふもふだねー…｣

ダメです…完全に寝てます…

A｢白澤様、離してください。｣

白澤｢えー。なんでぇ〜？僕とAの仲でしょ〜？良いじゃん。｣

良くないです！

鬼灯｢あんの…｣

壁から鬼灯様の金棒が…

白澤様はイライラしながら起きました…

白澤｢なんだよ。可愛いAに傷でもついたらどうする。｣

白澤様｡貴方の方が重症ですけど…

鬼灯｢頼んでいた薬、ください。｣

あ、配達…

つづらに薬を詰めて背負う。

白澤｢あ、こら！配達は桃タローくんに頼みなさい！｣

私だって配達くらい出来ます！

白澤｢もう。そんなにパンパンに顔ふくらませて可愛いなあ。これだけだからね？｣

やった！

頑張ります！

いってきまーす！

白澤｢声かけられても無視するんだよ？良いね。｣

？？

A｢はい。｣

とりあえず、無視したら良いんですね？


―衆合地獄―

えっと……

ここはどこでしょう？

檎｢おやぁ？珍しい事があるもんじゃのう…｣

？？

檎｢妲己様が今度見つけたら連れてこいって言っておったからのう。｣

白澤様のことで？


妲己｢檎！よくやったよ!!｣

私、この人知らな…

妲己｢お前さんがうちに来れば大儲け間違いなしだよ!!お客もどっと来るわよ！｣

？？

妲己｢お前さん、変化してみ？｣

？？？

檎｢まず手始めに女学生になってくれんかのう｣

なったら離してくれますか？

くるりと回って変化すると、ますます興奮されました。

妲己｢良いわ！逸材だわ!!｣

あ、白澤様。

白澤｢妲己ちゃーん♡｣

変化してるせいか気づいてもらえませんでした。

妲己｢うちに転職しなさいよぉ♡｣

白澤｢あれぇ〜？新しい子？｣

白澤様、私です…

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