ごめんね。 ページ49
冬騎side
俺は末期ガンらしい。
そして、もうすぐ死ぬらしい。
死が目の前に近づいてるのに、何故か怖さはない。
ショッピとチーノは俺の目の前で泣きじゃくっている。
ごめんね。
冬騎「ショッピ、チーノ」
俺がそう呼ぶと2人は真っ赤に腫れた目で俺を見てきた
冬騎「お前ら、2人ともしっかり生きろよ、ちゃんと飯食って、仲間を大切にしろ。そして、笑え。俺が居なくなっても泣くな、笑え。お前らは笑いのエンターテイナーやろ。」
ショッピ「俺…俺ｯｯ」
服と服が擦り合わさる音が鳴る。
俺は無意識に2人を抱きしめていた。
死ぬのが怖い訳では無い、生きられないのが怖い訳では無い。
こいつらと会えないのが怖い。
もう二度とこの手は温もりを記憶しない。
冬騎「ねぇ、2人とも。俺、もうすぐ死ぬんだわ。」
息をするのが辛い。体を動かすのが辛い。今こうしている間にも病気は刻一刻と侵食していく。
でも、これだけは言わなきゃいけない。
冬騎「あのね…いままで、ごめんね。迷惑かけてごめんな。心配かけさせてごめんな。んで…」
言葉が詰まった。
言葉選びに詰まったのではない。
声が、息が
苦しい。
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
俺の近くの機械からは死への告が来た。
ショッピ「冬騎ｯｯ！！！！！！！！」
チーノ「嫌や！！！まだ何もできてへんやん！！！」
いっぱい、いっぱいしてくれたよ。
楽しいこと、嬉しいこと、
幸せなこと。
冬騎「いっぱい…いっぱい…ありがと」
ﾋﾟｰｰｰｰｰｰ
ショッピside
部屋に無機質な音が鳴り響く。
病室のドアが開き、医者と思われる人達がぞろぞろと入って、冬騎の周りに立ち尽くす。
君はもう、死んじゃったんやな。
俺は病室で嗚咽をあげた。
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フィルライ(プロフ) - し、し、死なないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、 (2021年8月27日 20時) (
レス) id: 5dffbeb247 (このIDを非表示/違反報告)
立夏*Blessing - ふーふーふふを…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ… この作品見てたら醤油噴き出しました← どうしてくれるんですか？！←← 更新してくれたら許しますけど←←← (2021年7月14日 9時) (レス) id: a918e7945d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 白秋さん» あ、良いっすね！じゃあ一緒に食べましょ(*^^*) (2021年5月21日 7時) (レス) id: ce19df3dc9 (このIDを非表示/違反報告)
白秋(プロフ) - ナナさん» ありがとうございますうううう( ^ω^)宿題を一瞬で終わらせる方法？そんなの簡単ですよ( ^ω^)食べましょう( ^ω^) (2021年5月21日 6時) (レス) id: dbc7ac14c3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - じゅーまんひっとおめでーす！プレゼントとして、宿題を一瞬で終わらせる方法を教えちゃいまーす！それはですね…殺ればいいんです☆ (2021年5月20日 23時) (レス) id: ce19df3dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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