【解説】分岐編《参》 ページ48
･
Ending参
───深淵からのさえずり
【内容は録がミシャクジに触れた事で
得た情報を元に、鶴丸と主人公が“白焔花”の
内部へと身を投げた直後から始まる】
録とは幽世で永遠に生と死を繰り返す者達の
怨念が集まり、世界の消滅を望む概念となった
世界の記録である。
幽世で起きた全ての出来事を記録している録だが、
唯一ミシャクジの情報だけは得る事は出来なかった。
理由はミシャクジに認識されていない事からである。
脱出口の重要なポジションであり、
主人公達にとっては無くてはならない存在である為、
宿敵であるミシャクジに認識されない事は
好都合であるが、逆にミシャクジの情報を
得る事は敵わなかった。
しかし、録は身を呈してミシャクジに接触に成功。
本体はバラバラに切り刻まれたが、
主人公に手渡していた重要なページのおかげで
姿を表す事が可能となる。
ここで幽世の脱出方法が明らかとなる。
脱出方法とは、ミシャクジが選んだ七人に
与えた力の消滅、あるいは使い切った状態で、
世界の鍵である【再生】と【破壊】の力を
直接白焔花の内部からぶつける事である。
それ故、再生と破壊の鍵である
主人公と鶴丸は白焔花に身を投げる事となるが、
まだこの時点では脱出までの
条件は満たされてはいない。
それは鶯丸の存在である。
鶯丸は大包平の入れ代わりであり、
大包平から罪の力である
【乾坤一擲】を保持したままだからだ。
この力の代償は、己の“存在”。
ミシャクジは誰かの死を犠牲に
脱出する姿を観察する事に執着があり、
この力はその奮闘を見たいがために
毎度選ばれる七人の誰かに与えていた力。
このルートは鶯丸がこの力を使い、
消滅するルートである。
鶯丸が願ったのは、ミシャクジを含む神々らの
第三者介入がない世界線である。
その願いを口にした瞬間、
鶯丸以外の主人公達は現世へと帰還する。
【Ending参の裏設定】
基本的にはEnding弐と変わらない。
但し、全員幽世での出来事は
覚えていないルートとなる。
鶴丸と主人公(転生)は、鶯丸とは死の間際に
見たからか、既視感はあるものの、
はっきりとは分からない。
ただ鶴丸は時折、何者かの声が聞こえる。
以上、鶯丸が【乾坤一擲】を
使うエンディングでした。
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冷泉 雪桜(プロフ) - 目覚まし時計の針さん» わあ！コメントありがとうございますー！完結したのにコメント頂けるとはっ。ありがたい……この続編、とはまた少し違うかもしれませんが、山姥切と長谷部の話は、今更新中の作品にて登場してます。宜しければそちらもどーぞ！ (2021年11月22日 20時) (
レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
目覚まし時計の針 - 全部一気読みしました…途中で泣きすぎてあの邪神許さねえ、あの家許さねえってなりましたまんばちゃんと長谷部が辛すぎて(´；ω；`)今度こそ間違えないで幸せになってほしいですね (2021年11月22日 19時) (レス) @page44 id: 0727e3cb02 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - 冷泉 雪桜さん» かわいい子には旅をさせろ精神ですよね。わかります←← (2021年6月2日 17時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - もう、なんか泣きそうです……。録さん切なさ過ぎです………。彼らは録さんにとって、大切な存在になっていたんだなと思うと…(..)それに長谷部とまんばちゃんも今は幸せなんだよなって思うと赤神さんの後ろが光って見えるような……（） (2021年6月2日 17時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 雪桜(プロフ) - 誰だって、過去の誰かに生かされてますのでね。腐った世界から生還した男士には記憶が無くとも、辛くとも、生きてほしいです。(容赦ない世界観に打ち込んだ当事者による言い訳) (2021年5月31日 1時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷泉 雪桜
| 作成日時：2021年5月19日 9時
