【刀剣乱舞】壱を求める話 弐章

455pager【見習いの仕事】End ページ27

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ここで、私に何が出来るのか。
あの人達に何を返せるかは分からない。

分からないが、出来る事をしていきたい。
弱音は十分に吐いた。もう振り向く必要はない。



私は長義さんの背中を正門にて見送りながら、
そんな事を考える。









「Aちゃーん！！
え、長義ちゃん来てたのってホンマ！？

言ってくれよぉー！！」





『！あ………赤神さん』









背後から赤神さんが三角巾で負傷した腕を
首から下げながらバタバタとこちらにやって来た。

「休んで貰おうかと思った」と素直に言ったら、
「天使かよ、好きっ！！対応ありがとうね！！！」
と、秒で許してくれた。









赤神「叩き起こしてくれても良かったのに。
いや寝ずにオンラインゲームしてたけども」


『オンラインゲームって………何してたんですか……』


赤神「何って、PU●G」←世界レベルTop10入り


『は、はあ………？
(ゲームの内容を聞いたんじゃないのにな)

…………あ、長義さんが赤神さんに、
データを持ってきたって』


赤神「うぇ？嗚呼、定期連絡かな。報告ありがと」









何気ない日常。

その日がいつか壊れてしまう。
そのいつかが、来ないように………


今度は私が彼らを支えて行くんだ。









赤神「しばらく休みだし、
今日はぐーたらしてよーよ。

次、フォート●イトやるつもりだから、
一緒にゲームやろー」


『………じゃあちょっとだけ』


赤神「リードはこの私に任せ給えー！」









Aside〜end〜

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