†肆拾壱† 来神の話 ページ2
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『………………』
??《久しいな、御用人》
『え？』
こんにちは皆様。主人公の九重Aです。
我が本丸には今、来客が来ています。
政府ではありません。
神様がいらっしゃいました…………
え、こんなことある？
この本丸、確か異空間的な所にあるはずでは。
何故現世の神様がここにいらっしゃる。
『…………あな、たは…………え？
何しに来たんですか、と言うかどうやって来た』
??《それを私に聞くのかい？
愚問だね。まあ良いだろう…………
最近見かけないと思えば、
こんなところがあったとはね》
ふむふむと、目の前にいるこの顔が整った少女。
普通の袴姿ではあるが、
辺りを一気に浄化する威力のあるこの方は
現世では有名な女神だ。
白髪の髪をポニーテイルにしていて、
時代劇に出てきそうな
この神様は私の顔見知り？だが。
中性的な顔立ちで女神の癖にかなりのイケボである。
??《空気が淀んでいるな。
成る程、君はここにいる神々の願いを
叶えていた、と言う事だね》
『えっと…………』
五虎「あ、あああ主さま…………
こここ、これはいいったたた、い…………！」
『あの、来てくれたのは嬉しいのですが、
とりあえず神々し過ぎるその神気を押さえてください。
五虎退様が怖がっておりますので』
??《…………それは失礼したね》
相変わらず彼女は淡々としている。
すっと赤い目を細めて、詫びる。
女優顔負けの彼女の顔は目を閉じても美人である。
その時、何だ何だと異常なくらいの神気を感じたのか
本丸にいた神々がワラワラと出てきた。
そりゃ驚いて出てくるわ…………
『一体何の用ですか？書には名は刻まれてませんが』
??《ただの気まぐれだよ。
最近君の周りで妙な事になっていると…………
姿も見えなかったので、様子を見に来ただけだが》
『人騒がせな…………』
??《不満かね？》
『面倒な事は好きではないんですよ』
普段はくそがつくほどくそ真面目な神様で、
口調も淡々としているが、たまに思いがけない発言や
戯れにとんでもない行動起こすので
本当に止めてほしい。
乱「主さん、知ってる人？」
前田「何者ですか」
??《…………君達が刀の付喪神かね？》
『危ない人じゃないよ…………私の客です。
とりあえずいいもてなしは出来ませんが、
どうぞ……………“
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冷泉 雪桜(プロフ) - ブドウ農家の一人っ子さん» 薄桜鬼からすっとんで来てくれてありがとうございます！薄桜鬼の方がネタ切れになって中々進めれる事が出来ませんが、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月28日 12時) (
レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
ブドウ農家の一人っ子 - 薄桜鬼のほうからとんできて一気読みしました・・・冷泉さんの作品は控えめに言ってどれも神ですね(語彙力の喪失) これからも応援しています！！ (2019年8月27日 20時) (レス) id: 70ec3f117a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷泉 雪桜
| 作成日時：2019年8月20日 1時
