†陸佰陸拾捌† ページ10
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大和「………で、試しに食べさせて、食べたのが」
覚《んむんぐ、むー♪》
加州「納豆と豆腐と、オクラとわかめ……」
大和「随分、渋いね………」
加州「あー、こらこら口が
悲惨な事になってるよっ！」
覚《んぶっ》
色々と試して、喜んで食べたのが
納豆と豆腐とオクラ、そしてわかめ………
ヘルシーな物ばかりだった。
果物も食べるけど、一番喜んだのが納豆だった。←
納豆を食べている姿を見ていると、
僕に気づいてにっと笑うサトリ君。
でも口や手が凄い事になってて、
加州君がティシュでサトリ君の口を拭う。
燭台「美味しそうに食べてるね」
大和「納豆無ければ可愛いんだけどね………」
燭台「小夜君も手伝ってくれてありがとう。
はい、お茶どうぞ」
小夜「ありがとうございます。
いえ………この子が主に取り憑いたのは、
元々僕のせいでもあるので………」
加州「あ、そうだ。九重にサトリが
取り憑いた理由、小夜は知ってるの？」
小夜「昨日、どこかに行ってしまった
小竜さんを探しに、裏山に行ったんです」
燭台「んくっ！？げほっごほっ！」
加州「燭台切大丈夫？」
燭台「けほっ、う、うん。むせただけだから」
原因は
不意打ちにうちの刀派の子の名前が出たものだから
お茶でむせた………
小竜君また放浪してたの。
野放しにしてたらあの子直ぐに
どっか行っちゃうからっ！
燭台「小夜君のせいじゃないよ、
小竜君には後で叱っておくから」
大和「(物理的な和睦しないといいけど……)」←
小夜「ううん。主の傍にいながら
僕は守れなかったから………小竜さんにあまり
叱らないであげてください」
燭台「大人だね、小夜君は」
覚《………うー……》
加州「あ、食べながら寝てる」
大和「力尽きたみたいだね笑」
するとサトリ君はうとうとと眠り始めて、
加州君の腕にぱたんと寝転けちゃって
そのまますやすやと眠ってしまった。
こうして見れば本当に人の子供何だけどなぁ。
そんな事を思っていた時、
加州君が眉を下げて口を開いた。
加州「………夜蝶と主の間にも、
子供、出来ていたら………こんな感じだったのかな」
小夜「！」
大和「清光………」
燭台「…………」
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冷泉 雪桜(プロフ) - 雨宮@たふるさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします (2020年3月12日 13時) (
レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮@たふる - いつも楽しく読ませてもらっています。続編おめでとうございます。たまに来る燭さに、にきゅんとしてます！これからも頑張ってください。応援してます。 (2020年3月7日 15時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷泉 雪桜
| 作成日時：2020年3月5日 19時
