元社畜。異名リリスとなり、お気に入りの愛を探します。2

人生って色々ありますよ〜！ ページ9

『それじゃあ私は、使い魔授業の時だけ職員室で待機と』

「そういう事になるな」

マジかぁ…

『職員室に来るのこれで3度目なのに…』

「待て、あの時以外にここに来たのか？」

『ルーキーハント？っていう時にここに避難しにきました。何処を見ても2、3年が居るので恐ろしくて』

あれは地獄だった…(詳細は頼りになるのは結局…から)

「……そうか」

『というか、ただただここにいろってわけではないんでしょ先生』

「理解が早いな」

『先生って、大体一つの事の裏にもう一つあるから怖いんですよ〜』

前の上司みたいなね。

『で、何すれば良いんですか？』

「私の仕事の補助だ」

『あぁ、良かった。フルボッコじゃない』

会社より楽だ…

「そう言っていられるのも今の内だがな」

『これでも要領良いので大丈夫ですよ』←元社畜


〜〜授業が始まった頃

そういや、先生使い魔になる瞬間ってどうなるんだろ。別の場所に移動するわけだから…

『案外仕事の量多いんですね。問題児(アブノーマル)クラスを持ってるだけあって…』

問題児のクラスって結構資料多いんだよなぁ〜。前の会社とまではいかないが。

「案外で済む方が可笑しいが？」

めっちゃ疑う目で見てくる…でもしょうがないじゃん。まだマシだこの量くらい。いつもの三分の一しかない。

『まぁ〜人生いろんな事体験しますよ〜！あはは〜』

笑顔で誤魔化しとこ。

「…まぁ深入りはしないが」

『！(やっさし〜…意外とプライベート聞いてこないんだな…)』

「…なんだその顔は」

『エッ！いや…

今までにあったやつって大概プライベートをやたらと聞いてくるし、そもそもプライバシーが全くないというか屑というか塵というかていうか、人と付き合ってるくせに他の方に釣られて私は結局金目当て体目当てだし意味がわかんないし自分から誘ったくせにドタキャンしやがったりクズだったりカスだったり…

まあ要するにそんなに優しい人と出会ったことがないっていうわけですよ』

「…最後の一文以外聞かなかった事にしておくな」

『それが一番助かります』

つい、勢い余ってしまってつい言ってしまった…でも、余計な深掘りはして来なくて助かった…

この後、カルエゴ先生が使い魔として呼ばれ、目の前から消えたのはいうまででもない。



お久しぶりです。ミューラです。現実の方で忙しく投稿することができませんでした。今週からはちょっとずつ投稿できると思いますのでよろしくお願いします。

欠けた記憶。師団披露準備期間→←え？使い魔授業？

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