元社畜。異名リリスとなり、お気に入りの愛を探します。2 (ページ21)

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こんだけの事あったのに前夜祭って本気で言ってる？ページ21

「君はもう少し自分のしたことの大きさを知るべきだよ。ほら、みんな待ってる」

『おぉ〜こりゃ大興奮だな！』

[さぁご覧あれ！今回のサプライズ企画の大目玉！あの光の花の仕掛人！特待生入間くぅーーん！！]

「こっこれは」

「はい、手ぇ振って。もーみんな大興奮だよ。感動したんだって、君たちの花火に」

『デカかったもんな〜あれ。久しぶりに見たわ』

人間界でも音だけ聞いて長年見てなかったからな〜。

「イルマ！」

「アメリさん！」

「本当にお前は…いつも私の想像を超えていくな…見事な花火だったぞイルマ！
しかぁし！！打ち上げるなら時間を言っておけ！一緒に見ると言ったではないか！？」

「えぇ！！いっ言っては…」

はなび？

あの光はなびっていうんだ

はなびスゲー！！

はなびってどうやって作るの！？

「応えてあげて」

「えっ」

「君たちはなに師団なの？」

「ぼっ僕たちは魔具研究師団です！」

「魔具って置物の！？」

「まじか」

「アスモデウスがいるところだ！」

「彼が作ったの？」

「作ったのは1年アスモデウス…とウァラク・クララと僕…それと3年アミィ・キリヲの4人です！
でも、花火が大きくなっちゃって、火の粉とか…ごめんなさい」

「楽しかったよー」

『(私は離れるか…ジャズのところに行って帰ったこと報告しなきゃ)』

騒動はあったが何とか魔具研は花火打ち上げ成功。色々あって体を休めたい…が！

『(これまだ前夜祭ってマジで？)』

そう思いながらジャズを探す。

「あっ居た！ミフユちゃん！」

『ごめんね〜ジャズくん。ちょっと時間かかっちゃった！』

「いや良いけどせめてどこいくか教えて！？」

『ごめんごめんw』

「次なんかあったとき知らせられるように連絡先交換しとこうぜ？マジで心配したんだかんな？」

『ちょ、周りに過保護増えてく！まぁMINE交換は良いけどさ〜…』

なんだかんだあったけど疲れたな…

『ごめんジャズくん…肩貸してくれん？』

「えっ！いや良いけど…」

『ん』

やっぱ身長的に2センチ差だからちょうど良いわ。

「エート…ミフユちゃん？…って寝てるぅ〜……えぇ…？この状況で寝るの？」

AA。入眠

『スーッスー…』

「寝顔まで整ってる…」