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烙印8 ページ9

焦った表情のデュースが「エース!後ろ!」と言うとエースは振り返り寮長であるリドルの存在に気付く


エース「でぇっ!寮長!」

ケイト「おっとリドルくん。
今日も激ヤバなくらいかわい〜ね♪」

リドル「フンッ 、ケイト。
あまりおしゃべりが過ぎるとそのよく回る口ごと首をはねてしまうよ」


ケイトは冷や汗をかきながらリドルの御機嫌を取ろうとするも遅かった様だ


グリム「ふな゛っ!?
コイツ、入学式でオレ様に変な首輪をつけたヤツだぞゾ!」


と騒ぎ出すグリムを無視してリドルはユウ達を見た


リドル「キミ達は、昨日退学騒ぎになった新入生か。
人のユニーク魔法を変な首輪呼ばわりするのやめてくれないかな」


自身の【ユニーク魔法(ちから)】貶され眉間にシワを寄せるリドルは、学園長に対する不満を口にしていた

彼はきっとドがつくほど真面目なのだ


リドル「学園長はキミたちを許したようだけど、次に規律違反をしたらこのボクが許さないよ」


そう言ってユウ達を睨んだ
そしてリベラに視線を移し「キミが特例の…」と声を漏らした

しかしリベラは「失礼」と、席を立ち食堂を出て行ってしまった

出て行く途中で他の生徒から不満の声が彼女の耳へ届いた


ハートの女王の法律
【第186条:火曜日にハンバーグを食べるべからず】
に違反した

食べるものくらい自由にさせて欲しい等


リベラは特に反応することなく食堂を出て行ったが、
不満の声(それ)はケイトやトレイ達の耳にも入ってきたようで先程までの笑顔は消えていた


トレイ「少し言葉がキツくなりがちだけど、寮を良くしようと思ってのことで根は悪い奴じゃないんだ」

グリム「根が良い奴はいきなり他人の首輪つけたりしないんだゾ」

ケイト「あはは……」


なんとも言えない雰囲気となってしまった

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作者名:コシヒカリ。 | 作成日時:2020年6月10日 23時

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