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影片「〜♪」
...あの日見たライブで、私はアイドルの世界にぐっと引き込まれた。
学秀「こんなものの何処がいいんだ。」
荒木「さっさと戻るぞー。」
まだ結成したばかりの頃だろう。地下で一度だけそのライブを見て...私は惚れてしまった。他のライブだってそうだ。
瀬尾「fine...」
小山「本当に飽きないな...?」
「...」
一度だけ、私を見て手を振ってくれたことがある。
日和「...♪」
昔と今とじゃだいぶ変わったし、向こうも覚えてはないだろうけど。...でも嬉しかった。アイドルという世界を輝かせたいって、私はそう強く願った。
もしこれが途中から組み込まれた記憶でも、私はそれを過去として受け入れよう。どんな記憶でも、私にとっては宝物なんだから。
「お待たせ。」
真希「大丈夫だったか?」
「...ネットの方は同情する声が多数...批判はないわけではないね。あの事件は無実だと証明されたのに、何も知らない人たちは放送を信じてしまっている。」
パンダ「マジかよ...ヤバいんじゃないのか?」
「ううん。ここでアイドル業界の陰謀を消し去って、これからのアイドルたちを輝かせる。天祥院財閥が手を打ってあるから、後は二人の合図だけ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月28日 21時