検索窓
今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:818 hit

. ページ42

____Aが産まれてから一年経った頃。

ユージオ「可愛い...Aも母親のように、美しい女性になりそうだね。」

アリス「あの人と誠二郎の子供なんだから当然よ。私たちの大切な妹だね、ユージオ。」

泣くことは滅多になかったけど、その分僕たちにたくさん甘えてくれた。寝過ごしたら叩き起こしてくれて、仕事で忙しいときはぬいぐるみをたくさん持ってきてくれた。

...思えば、彼女には小さい頃からよく助けられていたな。

「ゆう、ちお!」

ユージオ「ゆ、う、じ、お!」

「んー...ゆ、ち、○、こ!」

アリス「ん"っ」

和人「...水吐いた...すまん...」

早く大きくなって、僕たちの名前を呼んでくれないかな。

和人「で、これがソニックリープ!」

ベルクーリ「嬢ちゃんも呑み込みが早いな。これなら立派な剣士になれると思うぜ?」

菊岡「人の娘をゴリラに育てようとするな!!!」

剣を覚えたら一緒に稽古がしたい。

「ゆーじお!ほん、よんで!」

ユージオ「...もちろんだよ。」

たくさん本を読んで、帰還者学校で教えてもらったことを彼女にも教えて...この世界の事をたくさん知ってもらいたい。いつかは結婚もしてほしい。

「渚!学秀!おはよー!」

渚「だから人の家の屋根を通学路にするな!!!」

学秀「優秀な暗殺者になりそうってぐらいの身体能力...」



それから...おばあちゃんになるまで、ちゃんと生きてほしい。

その願いは叶わないんだろうな。叶ってほしかった。これから先、歳をとらないと体験できないことがたくさんあって...皆と過去や未来の話をして...

ユージオ「...はぁ...」

羽風「良い衣装じゃん。Valkyrieと同じ感じだね。」

「はい...宗が作ってくれたんです。青薔薇のヘアピンもくれたんですよ。」

羽風「...ねえ、何か悩んでるなら俺に言ってくれないかな。あの子のお兄さんが死んでから、少し暗くなっちゃったでしょ?」

ユージオ「そうですね...あれから登校もしてませんし、妹にはそろそろ外に出てもらいたいって...」

羽風「妹さんの事なら誰でもできる。今は君の問題だよ。本来なら男の悩みなんてどうでもいいけど、君だけは別。何でもいいから話してくれる?」

.→←まりんぶるぅ☆薔薇剣士の存在証明



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:文スト , クロスオーバー , あんスタ   
作品ジャンル:SF
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。