怠惰な尻尾が14本 ページ49
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｢コイツ、物腰は穏やかだけど全然目が笑ってない…」
エースが怖気付く。
｢とにかく、お邪魔しました〜っ！」
｢え、ちょっと！
やられっぱなしは嫌じゃーっ！｣
｢ミルファータ先輩、行きますよ！｣
｢うわぁぁん！！｣
半泣きになりながら走る。
｢赤ちゃんかよっ！｣
｢エース、お黙り！｣
｢寮長の事を言ったわけじゃないんすけど！！｣
デュースに腕を引っ張られ、引きずられるように去った。
｢うわ、追い掛けて来るぞ。｣
わらわの腕を掴みながら叫ぶデュース。
｢ねーねー、待って〜。｣
｢そう言われて誰が待つんだ！総員退却！｣
皆が全速力で走っていると、
あのヤバいのも諦めたらしい。
｢はあ、はあ……怖かったんだゾ。
なんなんだアイツら？｣
｢ボクに聞かないでくれ。
1年の頃からあの二人は得体が知れなくて苦手なんだ。｣
｢あの2人は攻撃したら報復が怖そうなカンジだね。｣
｢オレなら狙わないな。｣
大いに賛成。
｢じゃあ、そろそろ日が暮れそうだし
次は本日最後のけーくんチェック。
サバナクロー寮のジャック・ハウルくん。
1年生。
運動神経抜群で、ありとあらゆる運動部から
スカウトが殺到してるって噂。」
｢この時間ならもう寮に戻ってるかもしれないな。｣
腕時計を確認したデュースがそう言った。
｢ああ、もう5時か。
ハートの女王の法律・第346条。
『午後5時以降は庭でクロッケーをしてはならない』
ボクは一旦寮に戻るよ。
目を離すとルール違反をする奴が居るからね。｣
庭じゃなくて部屋でクロッケーをやるのは、
どうなんだろうか。
まぁ…常識がなってないよ！！、
なんて言われるのがオチだと思うがな……
｢ちったぁ丸くなったかと思ったのに
相変わらずなんだゾ。｣
｢うっ……こ、これでもだいぶ、かなり、
ルールを緩くしてるつもりだけど。｣
グリムに咎められると、居心地悪そうに
リドルが肩を竦めた。
それをケイトがフォローする。
｢うんうん。前よりかなーり優しくなったよね。
真面目なところもリドルくんのいいとこだよ♪
…ってわけで、頑張ってねリドルくん。｣
｢んじゃ、オレたちはサバナクロー寮に行ってみよっか。｣
鏡舎でサバナクローへの鏡を通る。
｢おぉ〜。ここがサバナクロー寮か。」
｢ゴツゴツとした岩みてぇな建物だ！
あそこにあるでけー骨、なんの骨だ？」
はしゃぐグリム。髄分と楽しそうだ。
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らび - ｳ“ｩ”ﾝ“好きです!! 好きです!!! (( (9月17日 17時) (
レス) @page48 id: 8bf3f09ffa (このIDを非表示/違反報告)
テトラネオン - 来世は天海くんと最原くんのかれぴになりたいさん» あ、ありがとうございます…！これからも可愛い主人公くんの学園生活を見ていただけると嬉しいです！ (2021年7月26日 9時) (レス) id: 4b86074b33 (このIDを非表示/違反報告)
来世は天海くんと最原くんのかれぴになりたい - あーーーーーーー夢主くん可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いカワイイすき (2021年7月25日 16時) (レス) id: 06f475297c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テトラネオン | 作成日時：2021年6月20日 0時
