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7話 ページ7

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「Aちゃん、Aちゃん。校門前にまたあの人来てるよ〜」


「裏門から出てやるー」


「今日先生達他校で会議があるとかなんとかで車動かしてるから難しいと思うよ」


「おい180cm男子私の壁になりやがれー!」


「ぜってぇやだ」


「お返事が早い」




ことごとく180cm男子に断られ、さてどうしたものかと少ない頭で考える私。

ようやく放課後だというのに、バイトの時間だというのに、おっさんのせいで気分は最悪だ。そもそも、おっさんは私のどこに惚れたんだろうか。
16年間生きてきて男子から告白されたことがなく、年齢=彼氏いない歴の私からすると、おっさんのあの凄まじい求愛にはドン引きを超えてそろそろ呆れてきた。

しかし、おっさんに「私のどこが好きなんですか」なんて聞いてみろ。恐ろしい単語をぺらぺらと並べられて、悪寒と気持ち悪さで私が泡を吹いてぶっ倒れるところまでは安易に想像がつく。

うん。死んでも聞いてやらねぇ。

さて…どうやってあのおっさんから逃げるか…難問だなぁ。




「Aー! 荷物運び手伝ってくれたら裏門から出してやるぞー!」


「は? マジで神すぎる。何手伝えばいい?」


「顧問の車に詰めてある飲み物を運んで欲しいんだよー。俺の部活女子マネいねぇから俺達1年が運ばなきゃなんねーんだけど、量がおかしいんだよ…」


「このバイトで筋肉をつけたAちゃんにお任せあれ。さー、早く行くぞー」




そうして私はクラスの男子のお手伝いを見事に果たし、裏門から脱出し、おっさんの魔の手から逃れたのであった。



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「ほんと暇ですね。警察官ってそんなに暇なんですか? あ、入間さんだけですか。私知ってました」


「お客として今日は来たのですが」


「いらっしゃいませー何名様でしょうか? あ、永遠にお一人様でしたね。ご新規1名様でーす!」




ガシッと頭を鷲掴みされ強く押さえつけられたが、ホールに入った途端手を離したおっさん。人の目とか気にするだ…意外だ。まぁこんなナリでも警察官だもんね。私みたいな可愛い女の子をいじめているなんて知られたら、社会的におっさん生きてけないもんね。

「何か余計なことを考えていませんか?」と嫌な予感を察知したおっさんが聞いてきたが「こちらの席にどうぞ」と一番端の席に案内してやった。こういうのには反応したら負けなんだ。気にしないスタイル大事だよ。

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きのこ - 読んで2年?後にまた戻ってきた、きのこです!!この時まだ私高校生だったんですよねー!!懐かしい、、今でも銃兎さんは大好きです!!以上、きのこでした!!з=⊃`∀)⊃ヒョオッ (2020年10月25日 1時) (レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
りりほん(プロフ) - もー本当に最高です…!!また新しいエピソードが読めるとは思ってなかったのでめちゃくちゃ嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ (2018年10月31日 8時) (レス) id: 460225bc41 (このIDを非表示/違反報告)
ちはや(プロフ) - 銃兎さんの鎖骨触りたい (2018年10月24日 22時) (レス) id: 4790ffbdc3 (このIDを非表示/違反報告)
トマトご飯(プロフ) - 最高に好きです……!!!やだもう泣けました!!!感動しました!!!好きです!!!完結おめでとうございました!!! (2018年9月13日 21時) (レス) id: ca4bdb1a57 (このIDを非表示/違反報告)
しあ。(プロフ) - かっくいいなぁ!このこ((( 後何か下っぱぽい方々は明日会いに行くので悪しからず。 (2018年9月13日 11時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:id | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年8月8日 1時

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