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与謝野「如何したんだい太宰。最近えらく機嫌が良いねぇ。」



中島「其れに仕事もちゃんとする様になりましたよね。」



太宰「…仕事に没頭している男性が好きだから……。」



中島「え?」



太宰「Aさんの好みのタイプだよ。」



与謝野「気になる人が出来たって事か。」



太宰「大正解です与謝野さん。」









昨日ホットドックを食べている時サラッと私はAさんに好みのタイプを聞いた。


すると以外と真面目な答えで「美味しそうにご飯を食べる人、何かに夢中な人、仕事に没頭してる人、カッコ良い人」だそうだ。

代わりに私のタイプも聞かれたが…。


まぁ、Aさんの好きなタイプが知れるのなら自分のタイプを教えるなんて安いもんだ。

Aさん好みの男性に私はなる!
そして落としてみせる!









中島「あ、そうそう太宰さん。」



太宰「んーー?」



中島「昨日教えたホットドック屋さん以外にも人気のお店調べてみたら、」



太宰「全部教えてくれ給え!!」



中島「は、はい…。」









沢山のリストを貰い其の中から今日彼女が行きそうな場所を探す。


二日続けてコッテリ物を食べているAさん。流石に今日もは無いだろう。

と、なると…スイーツか。

スイーツ候補は多いからなぁ…。
こういう時は同じ女性の与謝野さんとナオミちゃん辺りに聴いてみるか。









二人の情報によると、探偵社にほど近いビルに期間限定のポップコーン店が出来たらしく、其処が今は女性が集まりやすい場所だと有力な情報を手に入れ、私は其の店に向かった。

今日は連絡先を聞けたら百点満点だ。




案の定店にAさんはいた。

パチンと指を鳴らし店に入り、Aさんの友達と店員に云い席へ。









「え、治さん?!!」



太宰「やぁ、昨日振りだね。Aさん。」




「本当によく合いますね…。」




太宰「此の近くが私の仕事場なのだよ。女性陣にお土産でも買って帰ろうとした時Aさんを見かけたんだ。」



「優しいんですね。」



太宰「なに、ほんの感謝の気持ちさ。」




「とっても優しいですよ!そんな人が社にいるなんて女性の方々はさぞ嬉しいでしょうね!」









嗚呼…落とすどころか、ドンドン彼女に私が落ちていく。

Aさんの笑顔が素敵で、愛らしくて、胸が煩い。

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のぶめ - こんなに泣ける小説初めて見た… もう幽霊怖いとか言えなくなりそうです〜(号泣) (2018年12月9日 10時) (レス) id: 4aa4850497 (このIDを非表示/違反報告)
Bandage - え、やばい……私はこんなに涙腺が緩かったっけ?(汗)切なすぎる……でも良い作品ですね。 (2018年5月26日 16時) (レス) id: 5043cdfb1a (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 涙が止まらないです。占いツクールで号泣したのはこれが初めてです。愛してるっていい言葉だなって思いました。 (2018年3月7日 20時) (レス) id: 20fdbb622f (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫*シズク - バカっこさんの作品で何回泣かされるのでしょう(号泣 (2017年2月2日 16時) (レス) id: edceb82775 (このIDを非表示/違反報告)
砂乃騎 紫@トリップ信者募集(プロフ) - 涙が止まりません...。最後の、「いっぱいたべる君が好き」が過去形になったとこでめっちゃ涙が溢れてきました。とてもよかったです! (2017年1月15日 23時) (レス) id: e36516c6c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:id | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月22日 1時

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