よんじゅうよん 。 ページ45
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朝から東峰先輩と会ったおかげで元気はいっぱいだ。浮かれながら授業を受け、お弁当を食べ、すぐに放課後。
隣の席のやっちゃんに、頑張ってきて!!と言われて 私はぐっと指を立てる。
コーチがついた事で、尚のこと厳しくなった練習も選手たちが頑張れるように。私は色んなことをちょこまかと動きながらサポートしていく。
みんなが休憩に入った所で、潔子先輩にAちゃんと名前を呼ばれる。持ってたタオルを影山くんにはい、と手渡してから私は潔子先輩の方へと駆け寄った。
｢ そろそろ夜ご飯作ろっか ｣
｢ もうですか!? ｣
時計はまだ夜ご飯の2時間ぐらい前を指している。驚いていると、楽しそうに笑った潔子先輩は みんな驚くぐらい食べるから、と。
あーなるほど。確かに食べ盛り十数人分のご飯を用意するのは時間掛かりそう。
準備出来たら合宿所の方に来てね、という言葉に頷いて私は荷物だけ回収しちゃおうとノートとシャーペンを持って、辺りに忘れ物が無いかを確認してよしっと出口に向かう。と、前に立ちはだかる二年生二人。
｢ どこ行くんだ、A！ ｣
｢ 潔子さんと二人で何すんだ！ ｣
｢ 仕事ですよ！邪魔です！！！ ｣
｢ 俺らさ…お前に対してずっと思ってた事があるんだけど ｣
｢ な、なんですか改まって。田中先輩までそんな真剣な顔しないでくださいよ ｣
西谷先輩の言葉の続きを、ごくりと唾を飲み込んで待っていると、Aなぁ……とぷるぷると拳を震わせる先輩。
え！？何か怒らせるようなことした！？と不安が過ぎったのも束の間、それが一気に呆れに変わる。
｢ お前だけ潔子さんと仲良くてずるい！俺だって仕事頼まれてぇ！！ ｣
｢ ……は？ ｣
｢ だよなぁ、ノヤっさん！確かにお口が動いてる潔子さんを見れるのは嬉しいって最初は思ってたけど、ずるい！最近はなんか、ずるいぞ！ ｣
｢ いや意味わかんないので どいてもらっていいすか ｣
｢｢ 断る！！！ ｣｣
なんだこれ。私の不安とは一体。
潔子先輩が待っていると言うのに、なんか二人でチューチュートレインみたいな動きをしていて、身動きが取れない。バレー部の反射神経は侮れないし。ということで、
｢ 縁下先輩！ヘルプです！ ｣
｢ なぁっ、おまっ、力はずるい！ ｣
｢ はーい邪魔すんなよ ｣
離せ！行くなぁぁぁ！という叫び声を後ろに、私は逃げるように体育館を去ったのだった。
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佐野陽(プロフ) - ましゅさん» 旭さんが戻るまでにだいぶ話数を使ってしまって申し訳ない限りです、、これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (
レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 待ってました！！旭さん、、かっこいいです…！泣きそうになっちゃいました。更新、大変かもしれませんが、楽しみに待ってます！応援してます！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 01c5a5310c (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ろまさん» 旭さん大好きな夢主ちゃんをどうかこれからも愛して頂けると嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年4月7日 2時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ろま(プロフ) - 夢主様のキャラがとても可愛くて好きです…！これからも楽しみに見させていただきます！続きを楽しみにしてます！！ (2020年4月6日 19時) (レス) id: 10044b6ea1 (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！出来るだけ頑張って早く旭さんに戻って頂けるよう尽力致します…！ (2020年4月6日 17時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野陽 | 作成日時：2020年4月6日 1時
