よん 。 ページ5
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挨拶をした私の声が、想像以上に大きく響く。
目の前の清水先輩もびっくりしたように目をぱちぱちしているし、気付けば先程まで聞こえていたボールの音や靴の擦れる音、掛け合う声も止まっていた。
あれ、早速やらかした？と ぎぎぎ、と動かしたくない首をそっと巡らせると、集まる部員の人達の目線。
うるさくしてすみません！と慌てて謝ろうとわたわたしていると、それよりも前に お！目覚めたのか！！と私よりも大きい声が響く。
そう言った部員の人が、私の方に駆け寄ってきてくれて、それに続いてわらわらと他の部員の人たちもこちらに駆け寄ってくる。ひぇ、みんな大きい。怖すぎ。
｢ いきなり来て倒れるからびっくりしたぜ！大丈夫か？ ｣
｢ あ、はい… ｣
｢ 田中、その子ビビってるだろー。お前は自分の顔の怖さ自覚して後輩と絡めよ ｣
｢ ス、スガさん酷いっす… ｣
｢ は、はは… ｣
笑っていいのか分からないけど、とりあえず笑顔を貼り付けておくしかない。
いや確かにそんなことよりも、とかさっきは思ってたけど、来て初っ端流れ玉にあたってぶっ倒れるとか雑魚が過ぎない？
流れ玉なんて部活中いくつもあるし、もしかしてそれすら避けれない私ってマネージャー失格では？許されないのでは？
そんな想像をしていると、一歩、私に近づいてきた しっかりとした人。…あ、この人。前私が見た時にリベロの人と並んで結構ボールを拾ってた人だ。
｢ いきなり災難だったな、大丈夫か？ ｣
｢ あっはい！全然！今日はミスりましたけど、いつもなら避けれますし、避けれなくても倒れるのは回避出来ます！ ｣
｢ ん？あ、あぁ…まぁ今日のは仕方ないよ ｣
｢ 許してくれるんですか？！許されましたか？！ ｣
｢ 俺、怒ってるふうに見えてた？！ ｣
慌てて後ろを振り向くその人と、それに対して 優しい主将にしか見えてないから安心しろーと優しく笑う彼。この人も、わかる。
というか、よく見れば みんな知ってる。
私が何度も何度も見たパンフレットに載っていた人達と、同じ顔。
｢ あのっ、澤村主将！！！ ｣
｢ あっ、えっ！？なんで名前… ｣
｢ 私、この部活に入る為にここに来ました！迷惑掛けるのは絶対今日ばかりにするので部活に入れてください！！！ ｣
ガバッと頭を下げると、後ろの方で今年はガッツがあるやつ多いな！なんて言いながらゲラゲラ笑う声と、静かにしとけ、と優しいツッコミの声が聞こえた。
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佐野陽(プロフ) - ましゅさん» 旭さんが戻るまでにだいぶ話数を使ってしまって申し訳ない限りです、、これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (
レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 待ってました！！旭さん、、かっこいいです…！泣きそうになっちゃいました。更新、大変かもしれませんが、楽しみに待ってます！応援してます！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 01c5a5310c (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ろまさん» 旭さん大好きな夢主ちゃんをどうかこれからも愛して頂けると嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年4月7日 2時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ろま(プロフ) - 夢主様のキャラがとても可愛くて好きです…！これからも楽しみに見させていただきます！続きを楽しみにしてます！！ (2020年4月6日 19時) (レス) id: 10044b6ea1 (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！出来るだけ頑張って早く旭さんに戻って頂けるよう尽力致します…！ (2020年4月6日 17時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野陽 | 作成日時：2020年4月6日 1時
