じゅうはち 。 ページ19
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あの日、日向くん影山くん田中先輩チームの勝ちで試合は終わった。
試合中に出来たとんでも速攻はこれからのチームの攻撃力を上げることに違いない。
その後、烏野高校排球部と書かれたジャージを貰ったり、少しだけ月島くんと山口くんとお話したりして、部活は解散となった。
そして、休みをまたいだ月曜日。
私はまた、ドキドキしながら3年生の廊下を歩いていた。…というのも、先輩に借りたタオルを返すため、である。
帰って直ぐに洗濯して、それだけじゃ申し訳ないかなと 日曜日にスポーツ用品店に行って 新しいタオルも買ってみた。
二枚のタオルと、ありがとうございましたっていうメッセージカードが入っている紙袋は緊張のゆえか少しだけ重い感じもする。
まぁ緊張してても仕方ない！と、ふんっと気合を入れて 先輩が教えてくれたクラスを覗いた。
…そういえば先輩、3組って言ってたけど もしかして会いたくないとかで嘘のクラス教えてたりとかしたらどうしよう。
菅原先輩とかに聞けば教えてくれそうなものだけど、でもそれってなんかずるい気も…
そんな考えは杞憂に終わり、覗いたクラスには私の憧れの人がちゃんと居た。雑誌をぺらぺらと捲りながら、購買で買ったのであろうパンをむぐむぐと口に突っ込んでいる。
なんか大きいのに可愛いなー、リスみたい。なんて思ったことは隠しつつ、東峰先輩！と名前を呼ぶと、驚いてぱっとこちらを向く。
私を見ると、少しだけ安心したように微笑んで、雑誌を閉じると 口元をもぐもぐさせながらこちらに歩いてきた。私の元に着くとごくんと飲み込んで、ごめんね どうした？と。
｢ あのこれ、返しに来ました ｣
｢ あー、わざわざ丁寧にありがとう ｣
｢ いえ！全然です ｣
そんな会話を交わしていると、なんだかクラスがざわざわとしていることに気付く。
ん？と首を傾げていると、苦笑いを零した先輩が ごめんちょっと外で話そうか、とすたすたと歩いていく。
着いたのは初めて先輩と話した場所だ。
｢ 俺、見た目でちょっと怖がられてて…一年生と話してたから、なんか脅してるとか思われたんじゃないかな ｣
｢ ええ、先輩が優しいのみんな知らないんですか ｣
｢ 優しくはないけど、まぁ…怖い人とは思われてるかな ｣
｢ へぇ…勿体ないですね ｣
｢ え？ ｣
｢ せっかくこんないい先輩なのに！ ｣
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佐野陽(プロフ) - ましゅさん» 旭さんが戻るまでにだいぶ話数を使ってしまって申し訳ない限りです、、これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (
レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 待ってました！！旭さん、、かっこいいです…！泣きそうになっちゃいました。更新、大変かもしれませんが、楽しみに待ってます！応援してます！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 01c5a5310c (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ろまさん» 旭さん大好きな夢主ちゃんをどうかこれからも愛して頂けると嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年4月7日 2時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
ろま(プロフ) - 夢主様のキャラがとても可愛くて好きです…！これからも楽しみに見させていただきます！続きを楽しみにしてます！！ (2020年4月6日 19時) (レス) id: 10044b6ea1 (このIDを非表示/違反報告)
佐野陽(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！出来るだけ頑張って早く旭さんに戻って頂けるよう尽力致します…！ (2020年4月6日 17時) (レス) id: 5b9b2f32d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野陽 | 作成日時：2020年4月6日 1時
