46話 加筆修正 ページ48
「嗚呼、島崎Aちゃんね そういえば与謝野さんが何か云ってたね よく覚えてないけど！僕は江戸川乱歩、世界一の名探偵さ！どう？良かったら僕の『超推理』披露してあげようか？この会議の行く末を予測してあげてもいいけど」
無邪気にそう云うがあの『超推理』とやらが見れる権利を何気に貰えたのだ 入社記念の特権だったりするのだろうか。そりゃあ見たいに決まっている
「超�狄簍��瓩髪召�事は推理をするんですよね？
はい 見てみたいです！」
私も自然と笑みを浮かべるが国木田さんが
「乱歩さん___宜しいのですか？」
やや落ち着きがない。
そっか 乱歩さんが超推理使うのは事件だけだ。
「勿論_____使うと思った？」
…入社記念の特権を期待した私が莫迦だった。
黒縁眼鏡を取り出したがまた直ぐに懐にしまう様子をみて少し肩を落とす。
「折角皆が知恵を絞っているのに僕がすぐ解決したら可哀想でしょ？それに僕に無断で肉饅を食べた！それが許せない！」と乱歩さん。
…実は先刻ナオミさんからあつあつの肉饅を貰ったのだ。とても美味しかった。今日は夜食ばかりだ。
其れからというと乱歩さんは
それは別に文句は云わない。
だが問題は他にある。
先程私は谷崎さんが席を外したと云った。
外した理由はナオミさんに肉饅が余ってないか聞くためだ。乱歩さんが肉饅食べたい！って云ってたから谷崎さんが気をきかせてナオミさんに尋ねようとしたらしいんだけど。
国木田さんもその一寸後の
本人曰く「所用で中座する」らしい。
が、どーも怪しい。
普通の人だったら 御手洗いじゃないの？とか云いそうだけど何だか怪しくって。
私の野生の勘(？)がそう云っている。
そうこうしている間にも会議は続く。
「昇降機の調子が悪いのだよね」
「管理会社に問い合わせしましょう」
「手術室の備品が切れかけていてねェ」
「通いの薬屋さんにお願いしときますね！」
「事務員さんが昼食時にちょうどいい店屋物が欲しいッて云ってましたが」
「新人に蕎麦屋でも開店させる心算か？」
「給湯室の紅茶の
「自腹で購え。社にはあれだけあれば十分だ」
「何かもうちょっと規模のでかい問題はないもんかね」
「社長がまだ独身なンですが…」
「規模がでかすぎる！」
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迷いの犬の文豪迷探偵 - 阿吽さん» お も し ろ す ぎ……！？有難うございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね！ (2018年1月26日 17時) (
レス) id: 91010c623c (このIDを非表示/違反報告)
阿吽(プロフ) - 面白すぎます……；；更新ガンバッテください！！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: de623f02c9 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ(プロフ) - 迷いの犬の文豪迷探偵さん» 確かにそうですねww (2017年12月17日 17時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
迷いの犬の文豪迷探偵 - Ｒさん» なんやかんやいって変人の知り合いを持つ夢主が一番変人…？ (2017年12月17日 16時) (レス) id: 91010c623c (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ(プロフ) - 迷いの犬の文豪迷探偵さん» 『100歳』じゃなくて『100歳越え』なんですねww 『後はー』ってまだいるんですかww太宰さんより変人だと思うんですけどw (2017年12月17日 5時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷たんてー | 作成日時：2017年10月16日 16時
