はっはーん

スペリオル ページ1

【名前】スペリオル

【容姿】

(仮置き)

　中身のない鎧の悪魔。
　「鎧」という形で人の形を持っているものの、実体は無いと言っても過言ではないだろう。
　このような体であるため、例え頭部を貫こうが胴体に風穴を開けようが、活動には全く支障がない。腕部を切断しても腕部のみがわさわさと動き、脚部を切断してもわきわき動く。胴体のみになると当然、動けない。

　会話も物の視認も、音の聞き取りも匂いの知覚も問題無し。発話は謎の原理で行われており、鎧の内部で声が響く。また兜の内部には目のようなものが見えるが、兜を胴体から話すとそれは見えなくなる。戻すとまた見えるようになる。

身長300cm


【性格】
　天使の頃から高慢な性格で、常に他人を見下していた。実力はそれなりにあるものの他者を顧みず、自己中心的な行動ばかりしていたため、周囲から疎まれていた。しかしそんなものを気にするようなスペリオルではなく、いつまで経っても「我が道を征く」スタイルは変わらなかった。
　堕天した今もそれは変わらず、人、天使、悪魔種族を問わず他者を見下している。

　詳しいことは口にしなかったが、どうにもその頃は鎧要らずの身体だったらしい。はっきり見える肉体があったということだろう。

　「はっはーん」「ははーん」「ははん」が口癖。
　特段、他人の機微に敏感なわけでもなく、洞察力が高いというわけでもない。むしろその逆で、他人の心情を全くと言ってよいほどに察することが出来ない。鈍感どころの騒ぎではなく、「わざと言っているのか？」と思うほどに察せられない。
　だからこそああいう性格なのだろうが。


【セリフ例】
「我が名はスペリオル。「高次の」「優位の」「上位の」という意味を持つ名である。うむ、うむ、良い。面を上げよ。楽にして良し。我が力にてこの場を蹴散らしてくれよう」

「ふ、はは。面白いな人間は。自らが救われるのであれば天使も悪魔も関係ないと言うか。良い、気に入った。このスペリオルが特別に手を貸してやる。光栄に思え、人間」

「名前が長い？ ふん、これでもかなり短くしてやったのだぞ。以前我が名に『長い』とケチを付けてきた無礼者がおったのでな。何なら長音を入れて『スペリオール』にしてやろうか？」

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