トート、ごめん。(編集 ユメ) ページ35
ズザッ
「ッ…はぁっはぁっ」
くっ、こいつ意外と体力あるな…
さっきからずっと剣を持ちながら強い打撃を繰り返す。
どっからこんな体力が出てくるんだ？
俺もこいつも息は上がっているが、なかなか決着がつかねぇ。
なんなら今は俺がおされている。
早く他のやつにも薬かけねぇと最初にかけたやつが起きちまうってのに…！
時計を見ると、レンが薬に閉じ込められてから5時間が過ぎていた。
薬は最短で５時間で効果がきれる。
なるべく危険なことはしたくねぇし、復活する前に薬かけてぇけど
こいつには逃げる隙も倒す隙もない。
レンが起きないように願うしか無い、のか…。
時間さえ稼げればきっとトートがどうにかしてくれるはず…！
あいつは頭が切れるからな。
そんな甘いことを考えていた。
すると背後から
「悪い、迷惑かけた！」
という声と同時に、衝撃をうけた。
誰だ…！
目の前の少女への警戒も忘れず、素早く自分の背後を見る。
「ｯレン！」
やっぱり邪魔しにきたか…！
「ゲホゲホッ」
強い衝撃をうけ、膝をついてしまった。
その隙に、レンと少女、二人に覆いかぶさられ、身動きが取れなくなってしまった。
「もう観念してよね！みんなを解放させてもらうから！」
「俺はまだ良い。他のやつにはもう絶対にするなよ！」
二人のお叱りを受け流しながら、ぼうっと考える。
…なんで俺らばっかり不幸になるんだろうな。
光の世界にいるやつにしか幸せは訪れねぇ。
理不尽じゃないのか？
「…なぁ、俺の今までの苦労は、悲しみは、努力は…！この怒りを、俺はどこにぶつければ良いと思う…？」
ただ、俺の心からの叫びだった。
二人とも困ったような顔をして、黙っていた。
「…そうだよな、こんな俺には、怒る権利さえも無いんだもんな」
自分を嘲笑うように言い、
「良いさ、俺を連れてけよ」
そう、俺は二人に連れられてあるいた。
トート、俺にはできなかった。
ごめん。
＿＿＿＿
やっべ口調含めその他諸々いろいろ忘れてまして…()
なんか、誰か、なんか、なんかどうにかしておいてください()
許さない（編集 ケルベロス）→←だって勇者の娘だから(編集 湖の宝石)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤崎風花(プロフ) - 続編作っといたのでよろしくね (2021年8月21日 22時) (
レス) id: 3f702e1346 (このIDを非表示/違反報告)
だいふくもち - ユメ＠金魚＠低浮上さんありがとうございます！ (2021年8月21日 6時) (レス) id: b91c45acd9 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ＠金魚＠低浮上(プロフ) - だいふくもちさん» あ、あ、だいふくもちさんが書いた、この１ページ、凄く好きです！！先生２人の性格がしっかりと出ていて…！最高です！ (2021年8月21日 0時) (レス) id: 1a6d1ee1bd (このIDを非表示/違反報告)
だいふくもち - わああ！昔「おもしろ、これ！」とか思いながら見ていた小説を書いたお二人から褒めて頂けるなんて！ほんっとうにありがとうございます！ (2021年8月20日 13時) (レス) id: b91c45acd9 (このIDを非表示/違反報告)
ケルベロス(プロフ) - 藤崎風花さん» めちゃ上手いじゃないですか！！後だいふくもちさん！！語彙力ぜひください←え (2021年8月20日 13時) (レス) id: 40ab08ef01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：主に、チョコ、湖の宝石、ユメ、藤崎風花、雪【α】、げそ、ケルベロス、季節ハズレの雪だるま、（追加したかったらどうぞ）です x他6人 | 作者ホームページ：http:
作成日時：2020年9月27日 13時
