【ポケモンSV】一般のモブは、主人公と旅をする！

主人公との出会い！▾ ページ3

みんなが転入生に興味を示し、たくさんの質問をしていた。

そんな楽しい時間も終わり、それと同時に朝のHRも終わった。

『(ハルトさんとアオイさん、か…2人共、やっぱりまぶしいくらいの子だったな)』

そんな事を思っていると、なんだかお腹が空いてきた。

『朝ごはん食べてなかったからかな…まだ授業まで時間あるし、食堂行こっかな！』

るんるん気分でなにを食べようかと楽しみにしている私。

この時の私はまだ知らない、これから、人生をかける大冒険が始まる事を…！

‐食堂‐

『どのサンドイッチにしよっかな…今日は甘い気分だけど…』

いつも通り、どんな味のサンドイッチにするか悩む。

2年生ともなれば、ほとんどの料理を食べた事があるから、なににしようかなおさら悩む。

『ん〜、今日はピーナッツバターサンドの気分、かな！』ｶﾞﾁｬｯ

「わぁ！ここが学生食堂！いい匂いがする〜！」

「ちょっとアオイ、あんまりはしゃぐなよ」

メニューを決めると同時にドアが開き聞こえてきたのは、さきほどまで聞いていた声。

『(あ、転入生の、アオイさんとハルトさん…)』

「！こんにちは〜！貴方名前なんて言うの？」

『え？わ、私？』

「こら、アオイ！いきなり話しかけたら誰だってびっくりするよ！」

「ごめんなさい、ボク達、今日から転入してきたハルトとアオイです」

『あ、どうも…！私はAです。HRで自己紹介してたね、よろしくお願いします』

「こんにちは！わたしがアオイで、こっちがハルト！わたし達、双子なんだ！」

『そ、そうなんだ！だからそっくりなんだね』

「あは、よく言われる！でもさ、ぶっちゃけちょっとわたしの方が可愛いと思わない？」

「こらアオイ！すぐそういう事言う！」

『…ふふ、仲良しなんだね、私は2人共、可愛いしかっこいいと思うよ』

「へ…噓、こんな素直に褒めてくれる子初めて、好き…」

『え、好き⁉いやいや、そういうのはちゃんと決めないと…！…あ、友達としてって事かな？』

「うぅ、ごめんなさい、同級生とはいえ、アオイは距離感がバグりがちなんです…」

『？同級生？私は2年生だけど…』

「…え"ｯ！そ、そうなんですか⁉せ、先輩だった…！アオイ、失礼だぞ！」

「え、ごめんなさい！先輩だと思わなくてぇ…！」

『ふふ、全然大丈夫だよ、よく間違われるんだ。なんでだろ…』

「…多分、小さくて可愛いからだと…」

「こら、アオイ！！」

「ひぇ〜！！」

旅に出ませんか？▾→←つまらない日常 ▾

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す