〜52〜 ページ3
『し、失礼します…！』
「あいよ〜」
『カイリュー、大丈夫？重くない？』
「リュゥ〜！」
1度経験したとは言え、やっぱり慣れないものだ。
『よいしょ…』ｷﾞｭｯ
「お？えらい積極的じゃねぇの」
『へ？…あ、ご、ごめん！前回乗った時、落ちそうになったから、つい…ごめん！』
「…前回？」
『え？うん、この前スグリくんのカイリューに乗せてもらった時と同じ体制だったから…ごめん！』
「ほ〜ん、スグリのヤツに、ねぃ…」
『？カキツバタくん…？』
「…あのよう、Aはどんなヤツにでも抱き着いたりすんのかぃ？」
『え？いや、そんな事ないよ？抱き着いたりっていうのは、全然してないと思うけど…』
「…そうかい、それならいいんだけどよ。…あんまりそういう事してっと、狙われるぜ」
『？狙われる？』
「おう、…例えば、オイラとかな」
『…へ？』
「カイリュー、ネリネのとこまで頼む」
「リュー！」
『え、あの、カキツバタくん？』
ﾊﾞｻ、ﾊﾞｻｯ
『ひゃ！』
「ちゃんと捕まっとけよ、キョーダイ」
『あ、うん…』
『(さっきの、どういう意味だったんだろ…)』
‐途中道‐
『ぅ、サムい…』
「サムいか？キョーダイ」
『あ、うん、ちょっとだけ…』
「風強いもんな、…よっと…」ﾊﾞｻｯ
『へ？いや、あの、カキツバタくん…？』
カキツバタくんが動いたと思えば、私の肩になにかを感じた。
「オイラのでよけりゃあ、それでも羽織っとけ」
『え、でも、これじゃあカキツバタくんが…！』
「オイラは慣れてるから大丈夫だよぃ、Aが体調崩したら、タロ達になんか言われそうだしな」
『カキツバタくん…ありがとう、優しいね！』
「…そりゃあありがとな。そういやキョーダイ、ポケモン捕まえにきたんじゃなかったか？」
『…あ、そうだった！すっかり忘れてた…』
「はは、途中で惹かれるポケモンいたら、気軽に声かけてくれ〜い」
『うん、ありがとう！』
「「ラプ〜」」
『！あれは…大量発生？』
「お、ラプラスの大量発生か、珍しいねぃ」
『そうなんだ…』
「！ラプ〜！！」
「！カイリューよけろ！」
「リュウ！」
『うわぁｯ⁉ｯ、なに…？』
「いきなり攻撃たぁびっくりしたねぃ」
『今のは…れいとうビーム？どうしていきなり…』
「ラプ〜！」
「興奮してる訳じゃあなさそうだな…普段からあぁなのか？」
「リュウ？」
「ラプ！ラプ〜！」
『ラプラス…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺぺ(プロフ) - あみゃさん» 不快なんてとんでもない！やる気がでるので、全然言っていただいて結構ですよ！ (1月28日 9時) (
レス) id: c574f645de (このIDを非表示/違反報告)
あみゃ(プロフ) - ぺぺさん» わ、不快になられなくて良かった… (1月27日 18時) (レス) id: 92afcf2c32 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺ(プロフ) - あみゃさん» 了解しました！いえいえ、中々更新とかしてないのもあるので、そうやって言っていただけるとやる気がでます！ (1月27日 17時) (レス) id: c574f645de (このIDを非表示/違反報告)
あみゃ(プロフ) - ぺぺさん» あ、更新です…！いや、なんかすみません… (1月27日 17時) (レス) id: 92afcf2c32 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺ(プロフ) - あみゃさん» リクエストありがとうございます！この小説で、という事でしょうか…？それとも、カキツバタくん落ち小説を更新か作ってほしい、といういう事でしょうか…？どちらでもいいのですが、とりあえず了解しました！ (1月27日 10時) (レス) id: c574f645de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺぺ | 作成日時：2024年1月14日 13時
