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あれから私は、毎日のようにアカマツくんの料理を食べていた。
もうアカマツくんが作ったもの以外は食べられないくらい!…まぁ、さすがに冗談だけどね
今日もいつも通りアカマツくんのゲキ辛料理を食べようとアカマツくんに会いに行こうとしていた。
すると、リーグ部部室のドアが開かれた。
「よう!アオイ、きたぞ〜!」
出てきたのは、ガタイのいい年上そうな男性。
『(あの制服、どこかで…)』
『(…あ、グレープアカデミーの!)』
交換留学生として来ているアオイちゃんが、ブルーベリー学園の制服に着替える前に着ていたものと似ている気がする。
「あれ?アオイは…あの!」
『…え?あ、はい!』
「アオイってヤツ知ってるか?確かここに、交換留学で来てるはずなんだが…」
やっぱりアオイちゃんの知り合いだったみたい。
話を聞いてみると、男の人の名前は、ペパーというらしい。
料理を得意としており、サンドイッチ作りが得意と言っていた
『え、サンドイッチ⁉』
私はその言葉に、目を輝かせた。
私は最近、アカマツくんが作ったサンドイッチばかり食べていたため、舌がサンドイッチを求めてしまっている。
「お、なんだ?Aにも作ってやろうか?」
『え、いいの⁉食べたい食べた〜い!』
ペパーくんは喜んで作ってくれた。
『いただきま〜す!!』パクッ
『…ん〜!美味しい〜♡』
この頃は辛いサンドイッチしか食べていなかったから、なんだか甘く感じて、すっごく美味しかった
『美味しい〜!ペパーくんって、ほんとに料理上手なんだね!』
「そうか?喜んでくれたなら、なによりちゃんだぜ!」
ペパーくんは本当に優しい人だ。
「A〜!…あ、A!やっと見つけた!なにして……」
『あ、アカマツくん!このペパーくんって子が、サンドイッチ作ってくれたんだ〜!すっごく美味しいよ!』
「お、なんだなんだ、オマエも食べるか?」
「…」
『…アカマツくん?』
アカマツくんはしばらく黙っていた。
「…A」
やっと喋ってくれたと思ったら、私の腕を掴んで引っ張った
『え、?アカマツくん?どうしたの?』
「…いいからきて」
いつもの元気はつらつな声とは違う、低くて棘のある声だった。
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アスナ(プロフ) - ぺぺさん» ありがとうございます...!ええ人や... (3月16日 20時) (レス) id: 59814543bf (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺ(プロフ) - アスナさん» ヤンデレって最高なので、そうなるのは変なことじゃないですよ…!推しが夢に出てくるの、最高ですね!全然大丈夫ですよ!むしろ見るのが楽しいです! (3月16日 19時) (レス) id: c574f645de (このIDを非表示/違反報告)
アスナ(プロフ) - ぺぺさん» ヤンデレ、ヤンデレ、ぐへへへへ...((( いいんですか!ありがとうございます!あと今日の夢にチリちゃんが出てきました...!会って話したわけじゃないけど声めっちゃかっこよかった...!(関係ない話してすんません) (3月16日 10時) (レス) id: 59814543bf (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺ(プロフ) - アスナさん» ありがとうございます!わかります!ヤンデレはいいぞ、すごく…!チリちゃんですね、書かせていただきます! (3月16日 9時) (レス) id: c574f645de (このIDを非表示/違反報告)
アスナ(プロフ) - はぁはぁやはりヤンデレは世界を救う...()リクでチリちゃんってお願いできます...? (3月15日 23時) (レス) @page15 id: 59814543bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺぺ | 作成日時:2023年12月22日 12時