おまけー出発後のお話ー ページ31
＿no side
キング・クロス駅
9と4/3番線
笛が鳴り、電車が滑り出す。
Aの父と母…ノアとグレースはたった一人の愛娘を、
見えなくなるまで手を続けた。
ノア「行ってしまったか…寂しくなるな…」
グレース「そうね」
ナルシッサ「でもクリスマスには帰ってくるわ。」
ルシウス「今年もパーティを開く予定だ。是非参加してくれ」
ルシウスとナルシッサはいつまでも泣き続ける、
ノアとグレースを元気づけるため話題を変えた。
ノア「あぁ、是非参加するよ」
少し元気が出たのか、ノアは笑顔で答えた。
ナルシッサ「ドラコはスリザリンに入れるかしら」
ルシウス「あいつは純血主義を引き継いでいる、
スリザリン以外はありえない」
ナルシッサ「そうね」
グレース「スリザリン…？」
ノア/グレース「あぁぁぁぁぁぁぁ！！」
2人の声が先ほどの賑わいを失ったホームに響き渡る。
周りの人々が何事か、と声のほうを見てくるがノアとグレースはお構いなしのよう。
ナルシッサ「ど、どうしたの？」
あまりの声量と周りからの視線に驚いたナルシッサは原因を聞こうと問いかける。
ノア「Aに…純血主義を教育するのを忘れた…」
グレース「無痛症にばかり心配しすぎて、忘れていたわ…」
そう、代々純血主義でありスリザリン出身であるディアーナ家。
愛娘が愛おしすぎるあまり純血主義はおろか、
スリザリンである誇りについて話すのを忘れていたのである。
ルシウス「心配はあるまい。組み分け帽は然るべき寮を選ぶだろう」
ナルシッサ「そうよ、まだスリザリン以外に決まったわけでもないわ」
ノア「あ、あぁ…」
グレース「信じましょう、Aを」
汽車が向かった方を眺めるグレースに、
ノアは静かにうなずくとグレースの手をそっと握り、
汽車の向かった方を見つめた。
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三月の専属ストーカーなつめみく - ハリー・ポッター大好きなんで飛んできましたよ！！設定タグに大好きなマルフォイ楽しみすぎる、！！あ、でも推しはハーマイオニーです！ (10月7日 16時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 15ページ 転機 は前後の文から考えると 天気 ではないでしょうか？ (2021年5月28日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 14ページ 妖精の地 の 地 は 血 ではないでしょうか？ (2021年5月28日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - ハリー・ポッターどれくらい詳しいですか？ (2021年2月14日 8時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋汰。 | 作成日時：2020年12月2日 21時
