4話 ページ6
やってきたのはバラ園だった。
池もあって、とっても素敵な場所。
A「とっても綺麗だね、ドラコ君」
ドラコ「そうか？端のバラは枯れているがな。」
ドラコ君のさした方を見ると、
一部分だけバラが枯れていた。
A「本当だ…。」
枯れているバラに近づき、
そっとバラを掴む。
_ﾎﾟﾀｯ
水がバラに垂れる。
ふと雨が降り始めたのかと思い空を見る、
が空は晴天。
ドラコ「泣いているのか…？」
ああ、私が泣いているのか。
ドラコ君が私に近づいてくる。
ドラコ「おい、そのバラ…」
バラを見ると枯れていたはずのバラが、
綺麗に咲いていた。
A「えっ…なんで？」
動揺してバラから手を放す。
ドラコ「ちょっと手を見せてみろ。」
A「え？」
ドラコ「バラを強く握ったんだな…血が出てる。」
ドラコ君に手を握られている。
感覚はないけど、なんだかとても安心する。
いや、そうじゃなくてっ！
恥ずかしくて反射的に手を引っ込めてしまった。
A「あ…大丈夫。痛くないよ。」
なんだか変な感じ。
ドラコ君を見ていると安心するし、
灰色の綺麗な瞳をずっと見ていたくなる…
なんだか恥ずかしいな。
気を紛らわすために、
さっき泣いたことを思い出して一応涙を手で拭いてみた。
手を見ると、さっきの出血がなくなっていた。
A「あれ…？どうしてっ…？」
ドラコ「A…？」
どうして…？
A「はぁｯ…はぁｯ…」
あれ、息ってどうやってするんだっけ。
どうやって立つんだっけ…
ドラコ「A！？」
きっと倒れたんだと思う。
あれ、でもお空じゃなくてドラコくんの顔が見える。
あぁ抱きしめられているんだ。
ドラコ「大丈夫だ。落ち着くまでそばにいる。」
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三月の専属ストーカーなつめみく - ハリー・ポッター大好きなんで飛んできましたよ！！設定タグに大好きなマルフォイ楽しみすぎる、！！あ、でも推しはハーマイオニーです！ (10月7日 16時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 15ページ 転機 は前後の文から考えると 天気 ではないでしょうか？ (2021年5月28日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 14ページ 妖精の地 の 地 は 血 ではないでしょうか？ (2021年5月28日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - ハリー・ポッターどれくらい詳しいですか？ (2021年2月14日 8時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋汰。 | 作成日時：2020年12月2日 21時
