驚きオンパレード! ページ8
マレウスside
プルルルルルッ
電話?誰からだ?
《もしもしマレウス?ごめん急遽保健室当番になっちゃったから授業出来なくなった!》
Aが当番に?
「なにかあったのか?」
《…………ちょっとね》
「そうか、僕も後で保健室に行くとしよう」
《…………》
「どうした?なにかあったか?」
バタンッ!!
「A!?どうした!何があったんだ!」
ヨナ〈ちょっとボス!?どうし………嘘でしょ!?ボス、ボス!〉
??〈誰かと連絡中の様だね、誰かな?〉
「その声は…………アムリリス」
アムリリス〈おや、マレウスだったのか〉
「そんな話どうでも良いんだ、Aはどうしたんだ!」
アムリリス〈……………過労でお倒れになった、とでも言っておくよ〉
「なんだと?」
アムリリス〈今はレイがいない、だからここにおいでよ、きっとボスも喜ぶよ。じゃあね〉
プツンッ
そう言ってアムリリスは電話を切った。
「急がなくては!」
急ぎ保健室へと向かった。
『悪いねマレウス、倒れただけなのにそんなに焦らせてしまって』
何故だか腹が立った。
Aが倒れたことに腹がたった訳ではなく、命の危機にもかかわらず倒れた“だけ”なんて言われたら腹が立った。
「どうしてお前は昔からそうなんだ!」
『……………』
「どうしてそんなに無理をするんだ!どうしてそんなに人を頼らないんだ!どうして………辛いのに笑っているんだ!」
Aがどんな奴かもよく知っている。
優しくて暖かくて僕に笑顔をくれた。
なのにどうしてあの時からお前は無理に笑うようになったんだ?どうして自分の感情に素直にならないんだ?
どうして……………………。
???「取り込み中悪いなマレウス」
「…………………シリウス」
シリウス「よぉ、…………良かったな、レイがいなくて」
ヨナ「レイは怖すぎるわ、何考えてるか私にはさっぱーだわ」
「あいつは僕より怖い」
アムリリス「確かにそうだね、それに彼はボスの右腕でここのナンバー2だから」
「ナンバー3がよく言う」
ヨナ「それはさておきもうすぐ一限が終わるわよ?行った方が良くない?」
「…………分かった、また見舞いに来るよA」
『うん、バイバイ、マレウス』
そう言って僕は保健室を出た。
今日は驚かされてばかりだ。
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エリス(プロフ) - 続編を作りました!もし宜しければ続編の方も見て下されば幸いです!続編でもよろしくお願い致します。 (2020年6月27日 0時) (レス) id: cb9fe4e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
宝石の国LOVE - 初コメ失礼します!宝石○国のパパラチアがモチーフってマジですか!?宝石の国いいですよね!みんなカッコよくて!これからも応援してるので頑張って下さい!!(お気に入りにも追加しました!) (2020年5月27日 13時) (レス) id: f60d079557 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 名前がエリスになっていますがそれは駄作者のミスでコメントを書いているのは小紫太夫です!誤解をさせてしまったら申し訳ありません (2020年5月23日 23時) (レス) id: cb9fe4e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 申し訳ございません、駄作者でございます。この前のコメントの返しなのですが暇人様の言う通り宝石○国のパパラチアがモチーフです!いつ言おうか迷っていたのでコメントしてくれてとても嬉しかったです! (2020年5月23日 23時) (レス) id: cb9fe4e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
暇人(プロフ) - 初コメ失礼します!「眠りプリンセス」のえ内容ってもしかして宝石○国のパパラチアですか?間違っていたら申し訳ないです…私宝石の国大好きなんです!それであれ?って思って聞いてみました!お気に入り追加しました!これからも頑張ってください! (2020年5月19日 21時) (レス) id: 83db547e60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エリス | 作成日時:2020年4月18日 21時