フレンド (ページ16)

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14.信じられませんか？ページ16

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小春「そういえば、なんでこんなになかよくなったんだろうね～」

朝ごはんを食べ終えた私たちは、リビングのソファーで、ゆっくりとしていた。

小春「クラスも別々で、6年でやっと一緒になったと言う」

あれは………確か……。

昔のことを、思い出していると、いきなり大きな声でこはが言った。

小春「あっ！思えば未来って3年の頃こっちの学校に来たんだよね？」

未来「えっ？あ、うん」

いきなり聞かれたので、動揺しながら答えた。

小春「少し…昔話をします？」

少し間をあけてからこはが聞いて来た。

昔話……嫌な思い出が蘇ってくる。

未来「それは前話したじゃん。もういいでしょ」

少しきつめの言い方をしてしまった。と、後悔した。

それだけ思い出したくなかったのだった。

3年の思い出は……。

こはと仲良くなった瞬間、話した。

なぜこの学校に来たのか。

私がなぜ、小春と”友達”になりたかったのか。

話したないことはない。

そう思っていたのに、君はなんでも気づいちゃうんだね。

って、思ったよ。この言葉を聞いて。

小春「話してないこともあるでしょ？

この11年間生きて来た中で最も辛いことを。

そんなに話せない？”友達”を信じない？」

はぁぁぁぁ。

この11年間で最も長いため息をついたと思う。

この人には勝てないです←

未来「いいでしょう。

特別に話してあげる。

誰にも話してない。

私の家族だけが知っていることを。」

そうして、少しずつ話し始めた。

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